ランボルギーニ ウラカンEVOに試乗──オーバー3千万円に見合った走りが堪能できる|Lamborghini
CAR / IMPRESSION
2022年4月15日

ランボルギーニ ウラカンEVOに試乗──オーバー3千万円に見合った走りが堪能できる|Lamborghini

Lamborghini Huracan EVO|ランボルギーニ ウラカンEVO

SUVのひとつの究極──ランボルギーニ ウルスに試乗

ランボルギーニ・ジャパンは、ランボルギーニのあるライフスタイルを体感してもらうべく、雑誌やウェブメディア向けに箱根を往復する試乗イベント「Road to Hakone」を開催。箱根は仙石原にあるラグジュアリーリゾート「箱根リトリート」から東京・六本木の「ザ・リッツ・カールトン東京」までの往路ではウラカン EVOに試乗。あらためてその走りを味わった。

Text by OGAWA Fumio|Photographs by Lamborghini Japan

ドライブの感激が全然消え去らない

ラブ・イズ・ザ・ドラッグという歌があるように、クルマでもよく出来たスポーツカーは、いちど運転すると、ずっとそのときの興奮がついてまわるもの。ランボルギーニの手がける「ウラカンEVO」はドンピシャな好例だ。
心を打つようなスタイリング、クルマ好きならとろけそうな気分になるコクピットの造型、そして一生忘れられないような加速感と鋭いハンドリング……ランボルギーニ ウラカンの魅力は実に大きい。
もし、ふところに多少余裕があって、ガソリンエンジンのスポーツカーを(いまのうちに)買おうと思っていたら、ぜひ一度、ウラカン・シリーズに乗ってみるといい。クルマ好きには、必ずそう言いたくなるモデルなのだ。
2014年に、12気筒のトップモデル、アベンタドールにとって、いわば妹版のような存在としてデビューしたウラカン。ちょっとコンパクトな全長4.5メートルのボディに、5.2リッターV10エンジンをミドシップ。その基本レイアウトは、2022年のいまに至るまで、ずっと守られてきた。
ラインナップは、実に玄人好み。当初は全輪駆動だったのに加えて、後輪駆動やサーキットモデルなど、スポーツ性がより高いモデルが追加されて、シリーズ全体の魅力が充実してきている。
いまさら14年に発表されたモデルなんて、と思うのは早計。私も21年に「STO」なる(さらなる)高性能版をサーキットで乗って、心底欲しくなったばかり。そして今回、「EVO」で箱根から東京へとドライブ。そのときの感激は、全然消え去らない。
EVOは、470kW(640ps)の最高出力と600Nmの最大トルクをもつ5,204ccV型8気筒エンジン搭載。7段ツインクラッチ式(2ペダル)の変速機を介して、4輪を駆動する。2019年に、LP640-4ペルフォルマンテの代替モデルとして、ウラカンの新しいネーミングシステムとともに設定された。
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