歌舞伎俳優 中村獅童が語る、新たなる時代を創造するラグジュアリーセダンBMW i7の魅力|BMW
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2022年9月21日

歌舞伎俳優 中村獅童が語る、新たなる時代を創造するラグジュアリーセダンBMW i7の魅力|BMW

BMW i7 xDrive60|ビー・エム・ダブリュー i7 xDrive60

“伝統と革新”を力に、時代を創造する中村獅童とBMW i7

当代きっての歌舞伎俳優である中村獅童さんは、名門である萬屋の二代目として古典歌舞伎を継承する一方で、最先端のデジタル技術を駆使した「超歌舞伎」で、新たなる歌舞伎の創造にもチャレンジしている。BMWの新型7シリーズにラインナップされたBEV(電気自動車)、「i7」に接した獅童さんは、このニューモデルと自身の取り組みに共通するものを感じ取ったという。

Text by SATO Takeshi|Photographs by MAEDA Akira|Styling by KAWAI Kohta|Hair & Make up by masato at B.I.G.S.(marr)|Edit by YAMAGUCHI Koichi

新しい造形を追求すると同時に、歴史を踏まえたデザイン

BMWの新型7シリーズと対面した歌舞伎俳優の中村獅童さんは、ちょっと驚いた表情を見せた。7シリーズというモデルがデビューして45年、第7世代にあたる新型は、従来型と大きく姿を変えたからだ。
「BMW のただならぬ気合を感じますね」と言いながら獅童さんが近寄ったのは、BEVのBMW i7 xDrive60。獅童さんは、うなずきながらそのディテールを確認する。
「最初はおおっと思ったんですが、じっくり見ると、なるほどな、と感じますね。従来よりも大きく存在感のあるキドニーグリルをはじめとして、いろいろなところにBMW伝統のモチーフが散りばめられているからです。たとえばこの未来的なイメージの4灯ヘッドライトは、昔の丸目4灯、たとえば“マルニ”の頃のデザインの現代的な解釈ですよね」
ライト・ユニットは上下2分割にデザインされており、上部のシャープなデザインのLEDが伝統の丸目4灯ヘッドライトを現代的な解釈でデザインしたもの。下部ユニットには、 アダプティブLED(ロー & ハイ)ヘッドライトが配置される
説明を加えると、獅童さんが話した“マルニ”とは、1960年代から70年代に人気を博した名車、BMW2002の愛称。LEDを使うことで可能になった新しい造形と、歴史の重さを連想させるレイアウトが、見事に融合しているのだ。
そして獅童さんは、エクステリアを吟味するようにじっくりと眺めながら、こんな感想を口にした。
「EVなので、他メーカーのようにもっと未来的なデザインにすることもできたと思うんですけれど、セダンらしいエレガントなフォルムにこだわったことが伝わってきますね。そうか、未来的なデザインの方向はSUVのEVである「 iX」に任せて、こちらはBMWのフラッグシップとして伝統的なセダンの美しさにフォーカスしたのかもしれませんね」
BMWのフラッグシップセダンらしい、伸びやかでエレガントなサイドビューも新型7シリーズの魅力
従来型7シリーズは、ロングホイールベースとショートホイールベースの2タイプのボディを用意していた。一方、新しい7シリーズはロングホイールベースに一本化。もちろん後席の快適性を向上させる意図もあるが、獅童さんが語るように、伸びやかで均整のとれた、セダンらしいスタイリングを実現するためだ。セダンの黄金比を追求した、と言い換えてもいいかもしれない。
細かいところになるけれど、ボンネットに少し厚みをもたせていることも新しい7シリーズの特徴で、このデザイン処理によって重厚な雰囲気が表現されている。こうしたエクステリアのデザインを、獅童さんはこんな言葉でまとめた。
従来モデルより拡大された伝統のキドニーグリルとボンネットに厚みをもたせたフォルムが重厚感を演出
「7年前から、ヴァーチャルシンガーの初音ミクさんと超歌舞伎に取り組んでいます。新しいことを採り入れるときに感じるのは、伝統の重みと深さです。革新を追求すればするほど、先人が作り上げた伝統を強く感じる。7シリーズのエクステリアデザインも、新しい造形を追求するのと同時に、歴史を踏まえたものになっています。意外と僕と同じようなことを考えているんじゃないかと想像します」
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