ALAIN SILBERSTEIN

創業者のアラン・シルベスタインは、1973年にフランス国立高等応用学校を卒業後、イ ンテリアデザイナーとして自身のキャリアをスタート。独立後はパリとブザンソンにアトリエを構え、インテリアと工業デザインの仕事を幅広く手掛ける。と同時に、フランス時計産業の中心地であるブザンソンにアトリエを構えたことがきっかけとなり、時計関係の仕事も次第に増えていき、1987年に自らの名を冠したウオッチブランドを立ち上げる。

その後、1989年には、フランス革命200年祭で政府公認の時計デザインを担当するなど、順調にステイタスを築き上げて行くのだった。

彼の手掛ける製品は、中3針、クロノグラフからアラーム・クロノグラフ、トゥールビヨンに至るまで、一見すると奇抜なものに思えるが、実はパーツの一つひとつは「機能は形態に従う」というバウハウスの理念をもとに手掛けられている。

たとえば、時分針やボタン類にはレッド、ブルー、イエローなどのカラフルな原色を配置することで、デザイン性だけでなく視認性や操作性も高められている。

さらに、顔のイラストによって曜日を表すスマイルデイや、ケースにエナメル・ラッカー仕上げを施すなどのオリジナリティに富んだ特殊仕様を施すことで、時計界でも唯一無二のスタイルを確立しているのだ。

今年で創業20周年の節目を迎えるアラン・シルベスタインだが、このように見る者を楽しませるユーモアを盛り込みながら、決して機能性もないがしろにしないというポリシーは、創業以来一貫して変わらず、また今後も継続されて行くだろう。

【創業年】1987年 【創業地】フランス、ブザンソン 【主なシリーズ名】トゥールビヨン・ダール、クロノB2 【問い合わせ先】モントレ ソルマーレ 03-3833-4211

公式サイト:http://www.alainsilberstein.fr/ 国内サイト:

ルイ・エラール×アラン・シルベスタインのコラボレーションウオッチ3機種が登場|LOUIS ERARD

ルイ・エラール×アラン・シルベスタインのコラボレーションウオッチ3機種が登場|LOUIS ERARD

ルイ・エラールは、アラン・シルベスタインとのコラボレーションウオッチ3機種を発表した。代表的なシリーズであるトリプティックより、デイデイト、レギュレーター、モノプッシャークロノグラフの3本が展開され、専用のスペシャルボックスにこの3本をセットしたコレクションも登場する。
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