ワールドプレミアはプレスデー初日となる11月20日に発表

今回の東京モーターショーでフォルクスワーゲンが出展するのは17台の車両。1台のワールドプレミアも予定されているが、名称や仕様などはモーターショーのプレスデー初日となる11月20日（水）にアナウンスされるという。

日本初公開のなかでも注目なのは、9月のフランクフルトモーターショーで量産車が公開され、その技術とスタイリングで大きな話題となったPHEV（プラグインハイブリッド）「XL1」。わずか0.9リッターの軽油で100kmの走行が可能であり、EVモードでも50kmの走行レンジをもつ2シーターだ。ガルウィングドアをもつボディにはカーボンファイバー強化樹脂を採用することで車重わずか795kgを実現している。

EVでは、すでに海外では受注がスタートしている「e-up!」や最高速度140km/h、1回の充電で最大190kmの距離を走ることができる「e-ゴルフ」も登場。フォルクスワーゲンがかんがえる近未来のクルマを体感することができる。

Volkswagen e-up!

Volkswagen Golf Variant

また、4年ぶりにフルモデルチェンジし、日本でも近く導入が予定されている新型「ゴルフ ヴァリアント」にくわえ、よりスタイリッシュにした「ゴルフ ヴァリアント Rライン」や、「パサート ヴァリアント Rライン」、300馬力の出力を誇る2リッターTSIターボエンジンを搭載し“最強のゴルフ”と謳われる「ゴルフR」も出品される。

そして、今年からWRCラリーに初参戦を果たしたフォルクスワーゲン。さっそく、ドライバーのセバスチャン・オジェがドライバーズチャンピオンに、さらにコ・ドライバー、マニュファクチャラーズでもワールドチャンピオン輝くなど、破竹の勢いをみせた。そのレース車両「ポロR WRC」も日本に初上陸。このほかにも1950年代のビートル カブリオレを現代風に解釈しなおした「ザ・ビートル カブリオレ 50's」なども登場し、訪れたひとたちを楽しませる。

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