RICHARD MILLE│リシャールがパイロットウォッチの常識を覆す
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2015年3月30日

RICHARD MILLE│リシャールがパイロットウォッチの常識を覆す

リシャールがパイロットウォッチの常識を覆す

新作「RM39-01 オートマチック・アヴィエーション E6-B」

2013年1月にスイス・ジュネーブで開催された「SIHH(ジュネーブサロン)」で発表されたリシャール・ミルの新作。だが、今年はそれでけではなかった。隠し球となる3作品があらたに登場。まずは新作パイロットウォッチ「RM39-01 オートマチック・アヴィエーションE6-B」から。

Text by YANAKA Tomomi

燃料消費量や飛行時間、密度高度などの計算も可能に

これまでも航空機の世界から大きなインスピレーションを得てきたリシャール・ミル。なかでも、昨年発表された「RM039 トゥールビヨン アヴィエーション E6-B フライバック」は、パーツ数が1000を超えるという“複雑すぎる”ムーブメントを採用。1930年代のアメリカで発明された「E6-Bフライトコンピューター」をリシャール・ミルが現代的にアレンジしたものが搭載され、残り燃料や航空速度を測定できるなど、その性能は世間に衝撃を与えた。

あらたに発表された「RM39-01 オートマチック・アヴィエーションE6-B」も、回転ベゼルに「E6-Bフライトコンピューター」を組み込んだ、「RM039 トゥールビヨン アヴィエーション E6-B フライバック」のフィロソフィを継承したプロパイロット仕様モデルだ。

RICHARD MILLE│リシャール・ミル 02

RICHARD MILLE│リシャール・ミル 03

チタン製の直径50mmのケースのなかには、約620ものパーツと62個のルビーを使用したツインバレルのオートマチックキャリバーRMAC2を搭載。「E6-Bフライトコンピューター」がもたらす、燃料消費量や飛行時間、密度高度などの計算を可能にしている。

このほかにも、ユーザーのライフスタイルに合わせて巻き上げ効率を調整できる、世界初の搭載技術という可変慣性モーメントローターやカウントダウン、フライバッククロノグラフ、アニュアルカレンダーなどがそなえられた。

大空を自由に飛ぶ男たちのために誕生した「RM39-01 オートマチック・アヴィエーションE6-B」。航空産業の技術の粋とリシャール・ミルならではの世界観が融合されたタイムピースだ。

RM39-01 Automatic Aviation E6-B|
RM39-01 オートマチック・アヴィエーション E6-B
ケース│径50mm、チタン
ムーブメント│ツインバレル、オートマチックキャリバーRMAC2
石数|62
仕様|UTC表示、フライバッククロノグラフ、アニュアルカレンダー
パワーリザーブ│約50時間
価格│1323万円(予価)

リシャール・ミル/リシャール・ミルGINZA
Tel.03-5537-6688
http://www.richardmille.jp/

           
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