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![]() #005 高橋理子の意思表明 Takahashi Hiroko Exhibition「transform」は、クリエイター高橋理子の新たな第一歩を示す彼女自身の個展となっている。 文=オウプナーズ
写真=川本史織
自分でつくった着物を使って、どんなメッセージを発信できるかのか
正面に飾られているのは、縦3メートル、横1.5メートルの巨大な額。ギャラリーのスペースに合わせて高橋理子みずから寸法を出し、額装屋もプリント、アクリル屋も「これまで手がけたなかで最大級」という額のなかに、着付けられた彼女が収まっている。
──どうしてgallery ROCKETを選ばれたのですか? ROCKETのことは以前から知っていて、ここはデザイン集団CAPの藤本やすしさんが主宰しているギャラリーなんですが、ぜひここでなにかやりたくて、藤本さんからも「ぜひ」と言っていただいたので、新しい試みにチャレンジすることにしました。
──テーマの「transform」が意味するのは? 私はこれまで自分で制作した着物を展示してきましたが、こんどは、着物を小道具として使って、つぎにどんなメッセージを発信できるかという活動を進めていきたい。 表現方法は写真ですが、自分の着付け方を見てもらうことで、着物を違った視点で見てもらえるかなと思ったんです。
──着付けのプロセスということですね はい。着物というとどうしても着付けたあとの完成形で語られますが、じつは面倒だと思われているところが重要なんです。私は自己流なんですが、着付けの先生や、お着物を好きな方からすると、ひょっとすると邪道な着付けをしているかもしれない。 そういう過程を見ていただくことで、世の中にたくさんある“思いこみ”とか“固定観念”に気づいていただければ。 ──まさに自作自演ですね 商品だけだと、どうしても伝えきれないことがあるんです。 着物のもうひとつのリアルな側面を見ていただいて、私自身もみなさんの反応からなにかを感じて、つぎの新たな世界を展開していこうかなと思っています。
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