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EMILIO PUCCI|エミリオ・プッチ クリエイティブディレクター、ピーター・デュンダス氏が語る“プッチガール”
2010年6月3日――東京でおこなわれる初のランウェイショーのために来日していた、クリエイティブ・ディレクターのPeter Dundas(ピーター・デュンダス)氏。彼が描く“プッチガール”とは? ショ―直後に話を聞いた。 Text by OPENERS
“Femininity is very powerful!”写真家ヘルムート・ニュートンが表現した1970年代の退廃的なムードをもつヒロインがインスピレーション源――クリエイティブ・ディレクターであるPeter Dundas氏が2010-11年秋冬コレクションで表現した“プッチガール”は、フェミニンかつセンシュアル、そしてラグジュアリーでパワフルなムードに満ち溢れている。 今回、東京ではじめておこなわれるランウェイショーに合わせて来日したピーター・デュンダス氏に、今季コレクションについて話を聞いた。 ──今季コレクションのテーマは、写真家ヘルムート・ニュートンが描く70年代の退廃的なムードをもつヒロイン……とのこと。今回なぜ、ヘルムート・ニュートンだったのでしょうか。 Peter やっぱりヘルムート・ニュートンの写真に出てくる女性たちは、すごくパワフルでフェミニンかつセンシュアル。そしてそのフェミニニティというものは、男性に対してすごくパワーをもっていると思うんだ。ニュートンが表現する女性像の魅力は、タイムレスなものだよね。 ──パワフルでセンシュアルな魅力をもつ女性像。先ほどのショー直前のバックステージでも、モデルさんたちに「Walk strong…powerful!」っておっしゃってましたよね。 Peter そうだね。女性と強さというコンビネーションにすごく惹かれるんだ。そのコンビネーション自体がセンシュアルだし、フェミニニティというものは女性にとって最大の武器になると思う。 ──70年代というのはどういったアイデアだったのでしょう。
──フェミニニティと強さ、そして70年代の退廃的なイメージを彷彿させるスタイル。それが今季の「プッチガール」なのですね。 Peter そうだね。フェミニンでパワフル、70年代の退廃的なイメージに、15世紀のパラッツオ(イタリアの大邸宅、宮殿)のグラマラスなライフスタイルをミックスしたのも、今シーズンの特徴なんだ。ウィーン出身の画家グスタフ・クリムトの絵画とオリエンタリズム、このふたつの要素を絡み合わせた神秘的なプリントも「プッチガール」のイメージ。 ──最後に、今回の来日で、何かおもしろかったことは? Peter じつはコルソ コモとナイキストアにしか行けていないんだ。……とにかく時間がなくて、すぐに帰ってつぎのコレクションの準備をしなくちゃいけない。けれど僕はすごく日本が大好きなんだ! 京都にも行きたかったし、日本食のレストランにもすごく行きたかった。残念だよ。
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