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岡部美代治|Vol.11 化粧品の安全性 02Q.実際に使用できるかどうか見極めるポイントはありますか? 現在の化粧品は“品質の良いものを作りなさい”という衛生基準「GMP」が国で定められていますので、腐るということは基本的に考えにくいのですが、水以外の配合成分が自然酸化や、化学変化によって中身が変化することはありえます。未開封のまま保管していた場合に目立ちやすいのは、色と香りの変化。それと、色や香りほどではありませんが、分離などによる形状変化です。これらの3つの変化ポイントをチェックすることで、快適に使用できるか判断すると良いと思います。 Q.では、開封後の化粧品についてはいかがでしょうか?
開封された化粧品の使用期限は、だいたいの目安としてそのシーズン中と言われています。ですから、一度開封したものは最後まで使いつづけて使いきってほしいですね。ただ、冷暗所などで保管することにより翌年くらいまで使用できる化粧品も多くあります。これにかんしては、容量が容器の半分以上残った状態で、と考えてください。半分以下になったものは空気の割合が多く、変化が起こりやすい状態になっているので注意が必要です。ただ、化粧品というのは、メーカーによっても、処方によっても使用期限はずいぶんちがいますので、開封からワンシーズン経過してしまった化粧品にかんしては、さきほどとおなじく色・香り・形状の変化を見てください。どれか当てはまる場合は快適に使用できるとは思えないので、残念ですが使用をやめることをお薦めします。
それと、ひとつ覚えておいて頂きたいのが色についてです。配合成分によっては微量でも着色するような変化をして、色の変わりやすいベースというものがいくつかあります。例えば医薬部外品でビタミンCやコウジ酸、アルブチン、それと洗浄成分ですね。界面活性剤にも色が変化しやすいものがあります。これらの成分が配合されている化粧品にかんしては、色だけの変化であればそれほどナーバスになる必要はありません。この場合は、匂いで判断してください。雑巾臭かったり、すっぱいと感じた場合は要注意ですね。
岡部美代冶オフィシャルサイト 「美」の科学 「ビューティサイエンスの庭」 http://www.kt.rim.or.jp/~miyoharu/
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