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オーガニックコーディネーター 吉川千明さんインタビュー(前編) いま本当に求められるナチュラルコスメとは? 1 Text by OPENERS
Photo by Kenta Suzuki
消費者が“見る目”をもたなきゃいけない時代──まだまだナチュラコスメの流行は続きそうな予感がします。吉川さんは現状をどのように感じていますか? おそらく流行はおわらないですよね。とは言っても、デパート1階のコスメフロアで独立しているナチュラルコスメブランドってまだまだ少ないですし、『コスメキッチン』みたいにナチュラルなものばかり集めているお店もあまりないのが現状ですから、今後どのようなグループで固まっていくのか、気になるところですよね。
──オーガニック認定を取得していないブランドにはどのような意図があるのですか? 100パーセントオーガニックの製品ってないことはないんですね。すごくシンプルな処方で、例えばオーガニックの植物油とオーガニックのエッセンシャルオイルを混ぜればマッサージオイルになりますよね。そういった意味で100パーセントはありえます。でも、クリームや乳液は、単純にミックスすればできるわけではないので、ケミカルでなくても、サイエンスの力が必要なんですね。それをできるだけオーガニックの素材で作るという理念をもってオーガニックコスメと言っているブランドもあります。それは、自社基準で、理念をもってオーガニックと名乗っているブランド。また、オーガニックとは謳わずに低いパーセンテージで「ナチュラルコスメ」と言っているブランドもあります。あとは超“栽培”で、自然のものを使っているけれど、野生のものを多く使っている場合や海洋性のもの、海のものを利用しているような場合。オーガニックって基本的には畑のものを指すんですけど、最近の傾向として海のもの入れることが多いんです。特にアンチエイジングの素材では各社競って、海洋性の素材を採用しはじめています。海藻など、海洋のものを中心としてつくられたコスメは「オーガニック」ではなく“自然”という意味で「ナチュラルコスメ」という場合もあります。それともうひとつ、使っているものはオーガニックだけれども、あえてオーガニックであることを全面に出さずにいるブランドも増えてきています。
お薦めのナチュラルコスメを紹介
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