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岡部美代治(ビューティサイエンティスト)2009年の美容界で感じたことさすがの化粧品業界も経済動向のマイナス影響はこたえてきているなか、価格競争ではなく、着眼点のあたらしさや感触の良さなどを追求した新製品がつぎつぎと登場したあたりは心強さを感じた。やはり化粧品は期待感を大いにあおる存在であってほしいので、中長期視点の商品開発姿勢に応援をしたいし、市場への啓蒙もしていきたいと感じた。 2010年の美容界に期待すること 化粧品の有効性は継続によってもたらされるものであるから、このような視点に立って、使用感や効果実感をより強く訴求する新製品開発を期待したい。また、そのような効果はどのようにして生まれてくるのか、わかりやすい説明をすることで各社が競争し、より満足度の高い新商品が登場することを願う。 |
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國藤直子(コスメエディター)2009年の美容界で感じたことスキンケアでは「遺伝子コスメ」や「糖化」など、あたらしい着眼点から生まれたコスメが目立った気がする。そして後半は、「たるみケア」や「ピーリングコスメ」、「3D マスク」などにスポットが当たった。総じて「アンチエイジング」コスメが進化したように思う。つけてすぐにハリが実感できるものや、シワが緩和される、つるつるになるといった、目に見える、わかりやすい効果実感が高くなったものが増えたと思う。化粧品で本当に肌の老化のスピードはゆるめられると思った一年。 2010年の美容界に期待すること 2009年はすごく躍進したと思うので、もっと上のものを期待したいと思う反面、「2009年は超えられないかも」とも。個人的にはヘッドスパのリフトアップ効果に興味があり、ヘアケアでリフトアップできるもの、ヘアケアとスキンケアの融合みたいなものが出ないかな、と期待。頭と肌はつながっているのだから、地肌から顔の肌をトータルで捉えるブランドが出てきてほしい! |
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小林ひろ美(ビューティディレクター)2009年の美容界で感じたことアンチエイジングのラインが多様化(DNAコスメ、ミッドナイトコスメ、糖化コスメ)ファンデーションやUVケアコスメの当たり年でもありました。不況を反映してかエステに行くかわりに、家で「おこもりエステ」ができるような効果が実感できる底のテコ入れ集中トリートメントプログラムも増えたと思います。 2010年の美容界に期待すること ・オーガニックコスメのさらなる発展 ・エコとコスメの関係性 |
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永富千晴(美容ジャーナリスト)2009年の美容界で感じたこと「自分らしさ」がキーワード。とくに、ファンデーションが豊作で、いかに欠点を隠すかよりも、肌トーンを整えつつもちょっとしたシミは個性として活かした肌づくりのほうがおしゃれな感じがしました。これも、透明感の持続や仕上がりの質感が進化したおかげ。そのため、素肌力をつけるスキンケアニーズとして、美容液にヒット作が多かった気がします。また、トレーニングビデオや、美顔器、インナービューティにも、美の熱は広がり、美しく作り込むのではなく、ヘルシーで個性的なほうが美しいという「自分らしさとは?」へ意識が向いた2009年だったと思います。 2010年の美容界に期待すること おじーちゃま、おばーちゃま世代にも、もっとわかりやすく美容を認知してはどうだろうか? また、ストレスケア、ホルモン療法など、40代から意識すべきインナーケアの検査が、もっと受けやすくなればいいのにな、と思う。 |
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藤原美智子(メイクアップアーティスト)2009年の美容界で感じたことスキンケア部門において、今年は“さらなる”という言葉が目立った年のように思う。さらなるあたらしいもの、さらなる王道を極めたものetc。もちろん、創り出す側はいつだってその視点でいるにちがいないが、あらゆるものが出尽くした後にこそ、名品というものは生まれるもののように思う。そう言った意味で捉えると、今年は後に振り返ったとき「名品・元年」と思い出されるような気がする。 ベース部門においてもスキンケアと同様“さらなるもの”と“王道を極めるもの”とが際立った年。また昨今のファッションの世界と同様、ひとつの流行だけがもてはやされた時は過ぎ、購買層のあらゆるニーズ合わせてものが作り出されているが、そのほうが断然、買う側においては親切であり、それが真っ当なことと改めて感じた年である。 メイク部門においては、まだまだ“流行りのもの”が主流である。もちろん、それも大事ではあるが、そうした観点で全てのもが作られると、いわゆる流行に敏感な若者層にしか対応できない同じようなものが市場に溢れてしまうことになる。メイクは全女性のものである。だから、各年代に求められるものを作りだしていって欲しいと思っている。ただ、そうした意味においては、今年は前年よりも幅広い購買層に対応できるものが増えつつあった年かもしれない。個人的には、もう少しキチンとメイク効果がありながらも時代のエッセンスも感じられるものが増えて欲しいと思っている。 2010年の美容界に期待すること 不況に屈することなく、冒険と攻めの気持ちを忘れずにもの作りをしていって欲しいと思う。どんな時代でも良いものは良いと評価されるものだし、作り手側の情熱が感じられるものこそが魅力的な商品となり、購買につながるのだから。 |
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松浦美穂(ヘアスタイリスト)2009年の美容界で感じたこと少しずつですが環境問題に取り組んだり、人間の体に優しいもので効果的なものが増えてきていると思います。 2010年の美容界に期待すること 古い知恵から「未来につなげていけること」「安心できること」を学び、新しい発想をもって人間のからだや環境を充分に考慮した商品が広がっていけば良いと思います。「欲」を満たすだけのものではなく消費者側も一緒に勉強して取り組んでいけるようなもの、そして「継続は力なり」という結果を生むこと。“美容”があくまでも「容姿」ではなく「健康」であることを考えるものになることを期待します。そしてそのことが「美」を継続していける本質につながると信じます。 |
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Munemi(メイクアップアーティスト)2009年の美容界で感じたこと今年はさらに大きな流れとしてオーガニック、ナチュラル系コスメがスキンケア、メイクアップともに数も増え、さらに浸透しました。これは消費者の自然派嗜好の強さ、興味のあらわれで、ある程度公害や化学物質を生活上避けて生きられない現代人のわたしたちから自然に起る欲求で、もうこれからは効けばそれでよしというだけじゃなくて自分のからだに付けるものなのだから何が入っているのか知りたい、からだに害の少ないもの、できれば自然でよいものを使いたいという思考のあらわれだと思います。 2010年の美容界に期待すること 進化しつづけるテクノロジーを活かしてさらにからだにやさしい自然派で実力のあるコスメの開発と提供。広告や雑誌のリタッチを軽減してもっと公正なメッセージを消費者に発信することで現代女性が感じやすいコンプレックスやプレッシャーの軽減。個人それぞれのナチュラルビューティーの受け入れをさらに促進するようなメッセージを発信していきつつ、同時にコスメを通じて得られる夢も提供する。 |
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吉川千明(オーガニックコーディネーター)2009年の美容界で感じたこと私の専門とするオーガニックや自然スキンケアは、化粧品業界も大変低迷ななかでも、大変皆さんに関心をもってもらえたような気がしています。不況の影響ではありますが、おこもり志向、家での生活を楽しむ、自分のケアは自分でする、毎日することが結果に繋がっていくなど、そろそろ「自分にあったものを見つけて、自分でケアする」に本気で目覚めはじめているような気がします。THREEが出るなど、アロマテラピーが今さらながら、また来るぞ! という気がします。これもとてもいいことです。ヨガやエクササイズをすることが習慣になり、エクササイズの先生たちが、サロンを出したり、ビューティの見本となった年でもありました。医薬品メーカーがたくさんの新製品を出した年でもありました。不確実なものから、確実なものに、言葉だけでみんなが踊らない年でしたね。インナービューティに確実に目が向いてきた年だったと思います。 2010年の美容界に期待すること きっと2010年も不況はつづくと思いますが、ざくっとお金をバブリーに使っていた時代より、私たちは、本物を見極める目をもちはじめていると思います。自分に手をかけてあげることこそ、無駄のない本当の投資。そろそろ自分に合った本物を見つけ出し、丁寧に日々のケアをしてほしいと思っています。自然やオーガニックのスキンケアを愛するものとして、小さいブランドも、大手も揃って、自然や植物の素晴らしさを感じさせてあげられるような、有機的、生物的な製品を開発してほしいと思っています。美容をこころから楽しめる2010年になってほしいと思っています。 |
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山本浩未(ヘア・メイクアップアーティスト)2009年の美容界で感じたことどれも素晴らしいアイテムばかりで、効果高く使えるものが多かった。“ベーシック”が充実した年だったと思います。アイライナーやブローライナーなどのベーシックアイテムがひと工夫され、より使いやすく進化したと思います。 2010年の美容界に期待すること 実益もありつつ、夢のあるものが欲しいです。ベーシックだけどちょっとしたでちがいがちゃんとあるような……。2010年は、理論などあまり難しくないシンプルなスキンケア製品に期待したい。 |
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