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OSCIEM|オシエム ヤン・クズミレク×吉川千明対談 本当の意味での“オーガニック”とは? 文=オウプナーズ
写真=鈴木健太
「オーガニック」と「ナチュラル」のちがい吉川 「ビューティーワールド ジャパン」(※注1)に訪れて、日本の美容業界にいくつかの疑問をもたれたと聞きました。それはどのようなことですか? ヤン 日本に来るたびに「オーガニック」についての質問を受けるのです。まるで「オーガニック」が、突然ファッションアイコンのようになってしまった、流行語になってしまったかのような印象でした。今回「ビューティーワールド」に行って気づいたことは、小規模な会社が「オーガニック」というアイデアをあたかも非常に印象的な、非常に重要なものであるかのようにプロモーションしているということです。その速度が加速しているような気がしました。また、「オーガニック」という言葉が「ナチュラル」と同義語のように使用されていると感じました。出展者や関係者の方々と話をしていると、ほとんどのひとが「オーガニック」というのはイコール「ナチュラル」であると言うのです。けれど、厳密にはそうではありません。英語を母国語としているわれわれと、そうでない方とで「ナチュラル」という言葉のとらえ方もちがうと感じています。
そして、私たち日本人はとても流行りに敏感なので、「オーガニック」がビジネスになると思っているのですね。おそらく、たくさんの質問を受けるのは、オーガニックについての知識はないけれどオーガニックをビジネスにしたいと考えているひとたちが、ヤンさんに聞いたらすぐに答えが分かると思ったためだと思います。私は化粧品の知識から逆に有機栽培をすることにはどんな意味があるのだろうかと考えはじめました。今日は、ヤンさんの意味する「ナチュラル」と「オーガニック」について、詳しく教えてください。 (※注1) エステ、ネイル、美容機器、ヘア、癒し、医療美容にかんするすべての製品、サービス、情報、技術が国内外から一堂に集う日本最大のビューティ国際見本市。2010年は5月17日~19日に開催された。
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