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![]() ![]() 心を動かしたバービー人形に込められた”思い”
「最初にいただいた思い出のギフトは、バービー人形ですね。私、大好きなんです。いちばん思い出深い贈り物は、私の衣装を着たビンテージのバービー人形。 今から15年前に日本人のファンの男の子からいただいたんですけれど、ずいぶん手の込んだバービーでした。衣装ばかりでなくウィッグからアクセサリーまで…。 私の衣装を全部再現してくださったんです」
ファンからもらったバービーのプレゼントが本当に嬉しかったと語る野宮さん。彼女自身、かつて憧れのミュージシャンへ手作りの人形をプレゼントした経験がある。 だからこそ、手作りに込められた“思い”に心動かされた。その嬉しい贈り物に触発された野宮さんはその後チャリティイベントのため、 すべて手縫いの衣装を着せた10体のバービーを製作。チャリティ基金のためのオークションに出品したそうだ。 贈られるばかりではなく、野宮さんは人に贈るギフトを選ぶのも大好き。それはときにはビーズのアクセサリーだったり、ヘッドドレスだったり……。 街を散歩していてもショッピングしていても、あ、これ誰かに似合いそう!そういえば前に誰かが欲しがっていたかも?と、贈る相手の顔がいつも頭の片隅に浮かぶ。 野宮さんにとって贈り物とは、特別なことではない。人と触れ合うことが大好きな彼女にとっては、とても日常的なことなのである。 「お目当ての物にいつ出合うかわからないから、相手のデータをいつも頭に入れておくようにしているんです。いつもシャンパンをストローで飲む女の子がいるんですけれど、 彼女に特別なストローを贈りたいって、1年前からずっと思っていて。そうしたら最近ようやくこれだ!と思うシルバーのストローを見つけたんです。早速プレゼントしました(笑)」 ちょっとした贈り物が大好き。野宮さんはそう続ける。しかし、彼女のそんなさりげない贈り物の行為も、愛する人への思いをいつも胸に秘めているからこそ。 心からのやさしさがあってこそ、贈り物が秘める美しい物語は生まれるのだ。 文・構成=野上亜紀
写真=Jamandfix
スタイリスト=兼田サカエ
ヘアメイク=冨沢ノボル 野宮真貴 90年代ピチカート・ファイヴのヴォーカリストとして国内外で活躍。現在はソロシンガーとして、音楽、ファッション、エッセイなど幅広く活動。 最新刊は対談集「エレガンス中毒ぎりぎりの女たち」。第3回となるリサイタルは2009年7月に敢行。 公式HP「おしゃれ手帖」では日記もあり、ファッションなどライフスタイルを公開。www.missmakinomiya.com
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