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![]() DANIEL ROTH|ダニエル・ロート アシスIII Text by OPENERS
特徴的な文字盤左下のサブダイヤルでは、セコンドスケールを3分割し、それぞれ長さが異なる三叉の針で順に20秒ずつ表示する。 自動巻き(Cal.DR1301)。毎時2万8800振動。シースルーバック。ケース縦横44.0mm×41.0mm。ケース厚9.2mm。44時間パワーリザーブ。3気圧防水。18WGケース。アリゲーターベルト。231万円(予価)。 BRAND HISTORY 1989年、アブラアン-ルイ・ブレゲの再来といわれるほどの天才時計師、ダニエル・ロートが興したブランド。 幼少時代をフランスのニースで過ごしたロートは、同国で活躍したブレゲに魅了され、時計職人を志す。時計学校を卒業し、フランスでの兵役を終えた彼は、腕時計の本場であるスイスに赴き、まずはジャガー・ルクルト社で約1年間、技術を研鑽する。時計製造の部品会社を経て、オーデマ・ピゲに入社。薄型ムーブメントの開発に携わり、その技術力は一気に開花した。彼の評判はめぐりめぐってフランスにも伝わり、当時、ブレゲ・ブランドの再興に着手していたパリのショーメ社により、天才時計師ブレゲが残した複雑時計の復刻を託されることになる。 ロートの功績は、ブレゲが残した懐中時計の修復だけにとどまらない。彼は、現存するブレゲ作の懐中時計の分解に着手し、構造を解明し、それを腕時計サイズに設計し直すことで、現代に蘇らせることにも成功したのだ。その意味では、現在のブレゲ社の礎は、ロートによって築かれたともいえるだろう。約14年間の歳月を費やし、ブレゲ社の復興という使命を終えたロートは、前述のとおり1989年、プライベートブランドの設立に至る。ロートが得意とするコンプリケーションを発表するほか、ダブルオーバルケースと呼ばれる独自のケース形状も評判になり、まさに独立独歩の道を歩み出すのだった。 その後、長らく独立時計師として活動してきたが、ダニエル・ロート ブランドは2000年末にブルガリ社のグループ傘下に収まる。現在は大資本をバックにしながら、ますます独自性を高めた作品を意欲的に発表している。 【創業年】1989年 【創業地】スイス ル・サンティエ 【主なシリーズ名】マスターズ・コンプリケーション、マスターズ・グランド・コンプリケーション 【問い合わせ先】ダニエル・ロート オフィス 03-6362-0158 公式サイト:http://www.danielroth.com/
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