国産スギを使い隈研吾が手がける“つみき”デザインプロジェクト始動|more trees

国産スギを使い隈研吾が手がける“つみき”デザインプロジェクト始動|more trees

more trees|モア・トゥリーズ建築家・隈研吾とコラボレーション国産スギを活用した、さまざまなアイテムに変化する「つみき」“もっと木を”というコンセプトのもと、国産木材の有効活用と国内外で森づくりをおこなう森林保全団体「more trees(モア・トゥリーズ)」が、建築家・隈研吾氏とコラボレーションし、つみきプロジェクトをスタートさせた。現在、「Makuake(マクアケ)」にてクラウドファンディングプロジェクトとして賛同者を募集している。Text by TSUCHIYA Motohiro(OPENERS)「つみき」でつくるオンリーワンのインテリア世界的に活躍する建築家・隈研吾氏と、坂本龍一氏が代表を務める森林保全団体「more trees」のコラボレーションで生まれた、シンプルな山型のつみき。木材を使った建築物を多く手がけ、「more trees」の活動にも賛同している、隈氏にデザインを依頼。建築的な要素を取り入れたつみきは、自由な発想で積み上げることで、インテリアオブジェを...
「グランド ハイアット 東京×モア・トゥリーズ」チャリティーステイプランが登場|Grand Hyatt Tokyo

「グランド ハイアット 東京×モア・トゥリーズ」チャリティーステイプランが登場|Grand Hyatt Tokyo

Grand Hyatt Tokyo|グランド ハイアット 東京モア・トゥリーズとタッグ森林保全にチャリティーできるステイプランが登場この春、10周年を迎えるグランド ハイアット 東京から、森林保全団体more trees(モア・トゥリーズ)の東北復興支援をふくむ森林保全活動に賛同した、チャリティーステイプランが登場。4月26日(金)から8月31日(土)までの期間中、宿泊料金の5%がモア・トゥリーズに寄付され、森林保全活動に役立てられる。Text by KUROMIYA Yuzu至極のプランを楽しみながら健全な森づくりを応援東日本大震災直後から継続的な支援活動をおこなっているグランド ハイアット 東京が、この春10周年を迎える。その10周年を記念して、坂本龍一氏が代表を務める森林保全団体モア・トゥリーズの東北復興支援をふくむ森林保全活動に賛同した、チャリティーステイプラン2種を企画。どちらも通常宿泊料金よりお得な特別宿泊料金でステイできるうえ、宿泊料金の5%がモア・トゥリーズに寄付さ...
more trees|「LIFE311 The Charity」を開催

more trees|「LIFE311 The Charity」を開催

more trees|木造仮設住宅を被災地に注目のデザイナーやメーカーがLIFE311に賛同「LIFE311 The Charity」を開催東日本大震災の被災地に木造の仮設住宅を建設するため立ち上げられた「LIFE311」。その活動を支援するための「LIFE311 The Charity (ザ・チャリティー)」が8月27日(土)、28日(日)に東京・南青山のスパイラルガーデンで開かれる。文=谷中朋未注目のデザイナーやメーカーの掘り出し物を限定販売「LIFE311」は、坂本龍一氏が代表を務める森林保全団体more treesが、岩手県住田町の地場材をもちい、地域経済活性化のため地元の大工の手によって仮設住宅を建設しようと立ち上げられたプロジェクト。住田町ではすでに木造仮設住宅約100棟が建設されており、甚大な津波の被害を受けた、住田町に隣接する陸前高田市などの避難住民らをいち早く受け入れてきた。1戸あたりの建設費は設備をふくめ約300万円。現在、さまざまなカタチのチャリティーをとおし...
「モア・トゥリーズ」と祐真朋樹のコラボ自転車、誕生

「モア・トゥリーズ」と祐真朋樹のコラボ自転車、誕生

坂本龍一さんが推し進める植林・森づくり活動「more trees」(モア・トゥリーズ)と、その賛同人のひとりであるファッションディレクター、祐真朋樹さんによるコラボレーション企画として、祐真さんが監修した自転車が誕生した。この世界で10台しかないプレミアムバイクをレポート!Photo by JAMANDFIXまずは高知県梼原町の「more treesの森 第一号」から、森づくりがスタートした。Photo by more trees森づくりをとおして、地球温暖化防止に取り組む地球温暖化問題に植林、森づくりをとおして取り組もうと、各界の賛同人を得て、坂本龍一さんが中心となり立ち上げた有限責任中間法人「more trees」(モア・トゥリーズ)。昨年11月には、四万十川の源流、高知県梼原町に「more treesの森 第一号」が誕生し、いよいよ本格的な活動がはじまった。その賛同人のひとりである祐真朋樹さんが、今回、モア・トゥリーズとのコラボレーション企画として自転車を監修。世界に10台し...
坂本龍一が推し進める「モア・トゥリーズ」ついに始動!

坂本龍一が推し進める「モア・トゥリーズ」ついに始動!

坂本龍一さんが推し進める「モア・トゥリーズ」ついに始動!植林・森づくり活動のプラットフォームになることを目的に、各界の賛同人を得て、坂本龍一さんが立ち上げた「モア・トゥリーズ」。 11月30日(金)、赤坂区民センターで行われた『みなと森と水会議2007』内の「坂本龍一のmore treesミーティング」でその全貌があきらかになりました。オウプナーズでは、モア・トゥリーズが進める植林・森づくり活動を応援しながら、これからの環境問題を考えていきます。まずは、「坂本龍一のmore treesミーティング」での坂本さんの基調演説をお伝えします。レポート=梶井誠(本誌)Photo by JAMANDFIX「このまま進んでいったらどうなるんだろう」という思い地球温暖化防止のための野心的な目標を設定した京都議定書が1997年12月17日に採択されて、今年で10周年になります。ぼくがここで言うまでもなく、みなさんが地球の温暖化を肌でひしひしと感じていると思います。ぼくが温暖化を感じはじめたのは90...
坂本龍一が推し進める「モア・トゥリーズ」ついに始動!(2)

坂本龍一が推し進める「モア・トゥリーズ」ついに始動!(2)

坂本龍一さんが推し進める「more trees」ついに始動!(2)モア・トゥリーズ賛同人、吉本多香美さんと“森”を語り合う植林・森づくり活動のプラットフォームになることを目的に、各界の賛同人を得て、坂本龍一さんが立ち上げた「モア・トゥリーズ」。 赤坂区民センターで行われた『みなと森と水会議2007』内の「坂本龍一のmore treesミーティング」を取材したコンテンツ第二回は、賛同人である女優・吉本多香美さんと坂本さんの対談をお伝えします。レポート=梶井誠(本誌)Photo by JAMANDFIX森が人間をやさしく治癒していく坂本 では、いま(注・11月30日現在)102名いるモア・トゥリーズの賛同人のおひとり、女優の吉本多香美さんに登場していただきます。吉本 みなさん、こんにちは。坂本さん、賛同人はなにをすればいいのでしょう?坂本 それは「モア・トゥリーズといういいものができたよ」というのを世のなかに広めてほしいですね。吉本 さきほどの坂本さんのお話を聞いて、私も森の癒しの力と...
坂本龍一が推し進める「モア・トゥリーズ」ついに始動!(3)

坂本龍一が推し進める「モア・トゥリーズ」ついに始動!(3)

坂本龍一さんが推し進める「more trees」ついに始動!(3)「more treesの森 第一号」が誕生植林・森づくり活動のプラットフォームになることを目的に、各界の賛同人を得て、坂本龍一さんが立ち上げた「モア・トゥリーズ」。 赤坂区民センターで行われた『みなと森と水会議2007』内の「坂本龍一のmore treesミーティング」において、「more treesの森 第一号」が誕生しました。レポート=梶井誠(本誌)Photo by JAMANDFIXモア・トゥリーズの活動の3つのコンセプト坂本 モア・トゥリーズのこれからの活動は、NGOや行政と一緒に森づくりを進めていくこと、その森づくりを通じて“カーボンオフセット”を推進していこうというものです。“カーボンオフセット”とは、自分自身が出したCO2を植林やクリーンエネルギーで相殺=オフセットするということですね。そして、最終的にモア・トゥリーズは、NGOや行政と一体となってプラットフォーム化をめざします。モア・トゥリーズの3つの...
「モア・トゥリーズ」発起人、桑原茂一インタビュー

「モア・トゥリーズ」発起人、桑原茂一インタビュー

「モア・トゥリーズ」発起人、桑原茂一インタビュー環境問題は、敗者復活戦である自身が主宰するメディア「clubking」では、stop-rokkashoTプロジェクトなどで、自然環境に対する独自のアプローチを続けている桑原茂一さん。坂本龍一さんの僚友(あるいは戦友)は、more treesの発起人のひとりでもある。ともに時代と戦い続ける桑原さんにお話をうかがった。Photo by Uzawa Kaymore treesもこれまでの流れのなかのひとつの局面──桑原さんはmore treesの発起人のおひとりですが、まずは坂本さんについておうかがいします坂本さんがつくっている音楽は、自分の人生に大きく影響していて、おなじ人間同士だから本当はいけないことなんだろうけど、全面的にOKしてしまうところがあるんですよ。──わかるような気がします環境問題に対する坂本さんの原点は、息子さんが生まれたときに、いい環境を残したいという思いがあって、それが教授が社会的行動をとるきっかけになったとご自分でも...
more treesオリジナル木製BE@RBRICK 受注開始!

more treesオリジナル木製BE@RBRICK 受注開始!

再生素材でつくられたmore trees限定の木製BE@RBRICK──2008年1月、「OPENERS」の誌面上にて実現した、坂本龍一氏とMEDICOM TOY代表取締役 赤司竜彦氏の対談。その席で話題になった、坂本氏が旗揚げしたエコロジープロジェクト「more trees」(モア・トゥリーズ)限定の『木製BE@RBRICK』が、ついに完成した。Photo by JAMANDFIX素材は「エコバリューウッド」という積水化学工業がつくる、不必要となった木片を集め圧縮成形されたものを使用。製造は家具ブランド「カリモク」が担当しており、ひとつひとつ丁寧な手作業により製作されている。細かい木片が圧縮されているため一体一体の表情が異なり、全く同じ商品が存在しないというのも魅力のひとつといえるだろう。商品をつつむBOXには、再生素材である無垢のダンボールを使用し、輸送、積み上げ時などの状況から商品を守る内側のブリスターパックはペットボトル再生素材で製作。なるべく環境負荷を抑えた仕様となってい...
「モア・トゥリーズ」賛同人、見城 徹インタビュー

「モア・トゥリーズ」賛同人、見城 徹インタビュー

「モア・トゥリーズ」賛同人、見城 徹インタビュー自分が“これは手放したくない”と思うものにしていきたい「モア・トゥリーズのスタートに関しては、坂本に感謝だね。昔のあいつは自分のためだけにしか生きていないヤツだったのに(笑)、ずいぶん早くに問題意識が変わった。地球環境にしても、彼は自分の人生の問題として、生きるリアリティの問題として、それに取り組まないと自分の人生は充実しないと切実なんだな」と一気に語るのは、文芸書から雑誌、コミックスまでを発行する総合出版社、幻冬舎の代表取締役社長、見城 徹さん。角川書店の名編集者だった時代から教授とは親友の見城さんが、“感謝”の理由を語る。Photo by JAMANDFIX「モア・トゥリーズ」、うん、名前がいいね──見城さんが「モア・トゥリーズ」の賛同人になられたきっかけは?基本的に僕は、坂本のやることは全部支持する関係、かけがえのない友人なんです。ですから、こうして「モア・トゥリーズ」のメンバーであることは精神衛生上、とてもいい。僕はこれまで、...
「モア・トゥリーズ」賛同人、佐野史郎インタビュー

「モア・トゥリーズ」賛同人、佐野史郎インタビュー

「モア・トゥリーズ」賛同人、佐野史郎インタビュー理想を掲げて革命を起こそうとは思わないけれど……「坂本龍一さんの演奏は70年代中ごろ、よくライブハウスで聴いていたなぁ」と語る佐野史郎さんは、幅広い役柄を演じる俳優としてはもちろん、映画監督やミュージシャンとしても活躍。さらに自身のウェブサイト「橘井堂(きっせいどう)」の主人として、新しいメディア発信にも力を注いでいる。お話は「モア・トゥリーズ」の賛同人になったきっかけからはじまった。Photo by JAMANDFIX絶望していたら、なにもはじまらない──佐野さんが「モア・トゥリーズ」の賛同人になられたきっかけは?それは感覚的なことですね。坂本さんの考えを聞いて、地球や環境のことを自分のなかで考えるいい機会になるなと。「モア・トゥリーズ」のポリシーや活動は、人間のカラダから離れていない感じがするんです。前に、世界中の電気をいっせいに消そうというムーブメントがありましたが、それにはOKですってすぐ反応できなかった。──なぜ反応できなか...
三越・伊勢丹共同開催 チャリティTシャツ展 チャリティ金 贈呈式 レポート

三越・伊勢丹共同開催 チャリティTシャツ展 チャリティ金 贈呈式 レポート

三越・伊勢丹共同開催チャリティTシャツ展 ―― Bonds with Designersチャリティ金 贈呈式 レポートことしの5月末に、三越・伊勢丹の6店舗と伊勢丹ホームページで開催された、チャリティTシャツ展「Bonds with Designers」のチャリティ金 贈呈式が、8月15日に赤坂ACTシアターで開催された。Photo by JAMANDFIXモア・トゥリーズへのチャリティ金総額は、3546万8994円「ありのままの自然を、未来の子供たちへ残したい」という願いをファッションで表現した、三越・伊勢丹共同開催のチャリティTシャツ展「Bonds with Designers」。「共感=暖かな幸せ、豊かな未来」をテーマに、国内外のデザイナーから40にも及ぶデザインメッセージが提供され、プリントTシャツ(1枚5000円)のオーダーを受注し、このたびすべての商品の発送が完了した。そのTシャツ代金の一部をチャリティ金として、日本を含む、世界各地の森を再生する活動に役立てるために、有...
Chapter1 雄大な自然が育む「more treesの森」

Chapter1 雄大な自然が育む「more treesの森」

Chapter1雄大な自然が育む「more treesの森」2007年11月、「more treesの森」第一号が高知県梼原町に誕生。そして翌年8月、ふたつめの森が同県の中土佐町にできた。モア・トゥリーズと高知。両者を引き合わせるチカラの秘密を探りに、オウプナーズ取材班は現地へ飛んだ。文=有吉正大(本誌)Photo by JAMANDFIX高知の全国一太平洋に向かって扇形に広がる高知県。東側に室戸岬、西には足摺岬が突き出し、そのあいだの土佐湾では黒潮により豊富な海の幸がもたらされる──高知は海と縁が深い県と思われているが、じつはそれ以上に「森の国」であることをご存知だろうか。県の面積のうち山が占める割合は89%。そして森林は84%と全国一の数字を誇る。四国山脈を背に太平洋と向き合う高知は、海と山、そして「日本最後の清流」と称される四万十川を擁する、自然に恵まれた土地なのである。実際、高知龍馬空港に降り立ち、ささやかな都市である高知市を抜けると、ひたすら山と森、そして海を眺めてのドラ...
高知県 四万十 「more treesの森」現地リポート

高知県 四万十 「more treesの森」現地リポート

去る8月某日。坂本龍一氏とともに、新たに「more treesの森」として仲間入りした高知県・中土佐町の森へ。 そこは海・山・森──雄大な自然が広がっていた。 たんにエコロジーとうたうことはたやすい。だがそこには森を間伐するための人件が割かれ、重労働が発生し、対価が発生することも至極当然の話。そんななか、末永く、かつ真のエコロジーをめざすためにはどのような行動に移ればいいのか?少なからずこの森を"体感"することで、more treesが目指すビジョンを共感でき、エコロジーが進むべく道も垣間見えてきた気がする。Photo by JAMANDFIX2007年11月、「more treesの森」第一号が高知県梼原町に誕生。そして翌年8月、ふたつめの森が同県の中土佐町にできた。モア・トゥリーズと高知。両者を引き合わせるチカラの秘密を探りに、オウプナーズ取材班は現地へ飛んだ。(2008.11.06)現在、more treesの森で間伐された杉、檜による製品が続々と登場している。しかし現地に赴...
Chapter2 間伐材がもたらすプロダクトの未来

Chapter2 間伐材がもたらすプロダクトの未来

Chapter2間伐材がもたらすプロダクトの未来2008年11月の坂本氏高地視察には、デザイナーであり、モア・トゥリーズの賛同人でもある深澤直人氏も同行していた。現地の森に直面することで、さらにあらたなるきっかけが芽生えたデザインプロジェクト「ベンチ」をはじめ、モア・トゥリーズが展開するグッズプロダクトの可能性とは?文=オウプナーズPhoto by Jamandfix巨匠ふたり、more treesの森に触れて──「more treesの森」第一号の“梼原の森”と第二号“中土佐の森”で伐採される檜の木。全国でも有数の木材であるこの四万十ヒノキの製品は、現在でも数々の名品を生み出している。そのなかでも「土佐龍」というブランドで製作されている商品たちは、非常にデザイン性が高く、四万十ヒノキのもつ特性を生かしたものばかりだ。もちろん、モア・トゥリーズも独自のデザインによるグッズを展開。現在、web shoping 「rumors」で販売されているUSBメモリはこの「土佐龍」のハンドメイド...
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