ck Calvin Klein|グローバル クリエイティブ・ディレクター、ケヴィン・ケリガン インタビュー

ck Calvin Klein|グローバル クリエイティブ・ディレクター、ケヴィン・ケリガン インタビュー

ck Calvin Klein|ck カルバン・クライングローバル クリエイティブ・ディレクター、ケヴィン・ケリガン インタビュー先月好評のうちに幕を閉じた有楽町西武での「ワールド・オブ・カルバン・クライン」キャンペーン。そのオープニングレセプションに出席した、ck カルバン・クライン、カルバン・クライン ジーンズ及びカルバン・クラインのグローバル クリエイティブ・ディレクター、ケヴィン・ケリガン氏に話を聞くことができた。Text by OPENERSPhoto by Tomo Stampede (tomostampede.com)──カルバン・クラインという大きなグループのなかで、カルバン・クライン ジーンズが果たす役割とはなんでしょう。ケヴィン 自分自身を表現するための、ライフスタイルのようなものがジーンズだと思います。カルバン・クライン氏自身も、デニムこそが自分自身を表現できる手段だと考えていました。私自身もデニムは大好きです。デニムは自分がなりたい姿、あるべき姿を体現してく...
ファッションの歴史を変えた75人を網羅する、デザイナー名鑑の決定版|BOOK

ファッションの歴史を変えた75人を網羅する、デザイナー名鑑の決定版|BOOK

BOOK|エルメスからシャネル、川久保玲まで デザイナー名鑑の決定版『世界ファッション・デザイナー名鑑 FASHION VISIONARIES』ファッション好きなら必携のデザイナー名鑑が9月30日(水)に発売。エルメス、グッチ、シャネルなど各メゾンの人気商品や広告写真など代表的なビジュアルが全312ページにわたって掲載されており、三宅一生や川久保玲ら日本人を含む75人のデザイナーが登場する。Text by UENO Koheiファッションを知ることは、デザイナーを知ることファッションへの造詣を深めるなら、デザイナーのことを理解する必要があるだろう。そこで手に取ってほしいのが、9月30日(水)に発売となる『世界ファッション・デザイナー名鑑 FASHION VISIONARIES』である。本書はそれぞれの時代におけるファッションの革新者75人を取り上げ、各メゾンの人気商品や広告写真など代表的なビジュアルを全312ページにわたって掲載。さらに、意外なトリビアやブランド転換期、年表、製品へ...
LOOPWHEELER|ループウィラー×ルモアズ別注パーカついに完成!

LOOPWHEELER|ループウィラー×ルモアズ別注パーカついに完成!

LOOPWHEELER|ループウィラーテーマは“大人のためのスウェット”ループウィラー×ルモアズ別注パーカ、ついに完成!(1)昨年より制作が進められてきた、ループウィラー×ルモアズによる別注パーカが、ついに完成した。テーマは“大人のためのスウェット”。素材の質についてはもちろん、細かなディテールまでこだわった会心作だ。その仕上がりについて、ループウィラー代表 鈴木 諭氏、ルモアズのディレクター 松本博幸が語る。Text by FUJITA Mayu(OPENERS)Photographs by TAKADA Midzuho世界が認める、職人気質の伝統的なモノ作り代表の鈴木 諭氏は“生産管理”という裏方として、数多くのアパレルメーカーを支えてきた人物だ。素材の手配からパターンメイキングまで手がけ、「テーラードもの以外はすべて作ったと思います」と本人も語るほど。裏方として経験を積むなかで、吊り編み生地に対する価値感を共有する工場(職人)との出会いを重ね、1999年「ループウィラー」をス...
『Kolor』デザイナー 阿部潤一インタビュー

『Kolor』デザイナー 阿部潤一インタビュー

kolor 2009 SPRING&SUMMER COLLECTION着たときの感覚、素材の触感、バランスの整った服『Kolor』デザイナー 阿部潤一インタビュー今回、上のギャラリー写真で紹介するのは『Kolor』春夏コレクションだが、先日、次シーズンの秋冬コレクションの展示会に行った。会場にはたくさんのバイヤーがいたが、みんな熱心にサンプルを試着して話し合っている。デザイナーの阿部さんに挨拶したら「どんどん着てみてください」と笑顔で薦められた。最近、展示会に行って作品のようなサンプルを見ることは多いが、「着てみてほしい!」と自らいうデザイナーは本当に少ない。そこに阿部さんの自信を感じた。まとめ=梶井 誠(本誌)素材もシェイプもできるだけシンプルに、いい素材で、いいシェイプをシンプルに見せよう──ブランド名の由来を教えてください特別な意味がなくて、外来語として耳に入ったときに、「ホワイト」とか「グリーン」とか短い単語で耳なじみのいい、イメージが大きすぎて、逆にイメージしづらいものが...
Onitsuka Tiger|デザインディレクター岩谷俊和インタビュー

Onitsuka Tiger|デザインディレクター岩谷俊和インタビュー

Onitsuka Tiger|オニツカタイガー“日本発 世界へ” スポーツファッションブランド 「オニツカタイガー」 が生まれ変わるデザインディレクター 岩谷俊和インタビューファッションデザイナー岩谷俊和氏が、2010秋冬コレクションから「オニツカタイガー」のデザインディレクターに就任。岩谷氏がディレクションテーマを掲げてデザインする“ダイレクションライン”は、メンズ、ウィメンズともに早くも話題となっている。新生オニツカタイガーのスタートにあたって、岩谷氏にお話をうかがった。文=オウプナーズ写真=原恵美子ベーシックだけど、世の中でわかりやすいものを──最初にオニツカタイガーからオファーがあったときのお話から僕はもともとスポーツテイストのあるものが好きで、オニツカタイガーもアシックスもイメージをもっていたので、いろいろチャレンジできるなと思いました。──オニツカタイガーにはどんなイメージをおもちですか?やはりシューズのイメージは強いですね。海外でもよく見ますし、レトロなデザインで、...
三原康裕|日本モノづくり 第7回 細尾の西陣織×TUMI(前編)

三原康裕|日本モノづくり 第7回 細尾の西陣織×TUMI(前編)

MIHARAYASUHIRO|三原康裕ウェブストア「ルモアズ」にて先行受注!第7回 MIHARAYASUHIRO × HOSOO × TUMI(前編)ファッションデザイナー三原康裕氏が、日本の誇る工場や職人を訪ね、日本でしかつくれないあたらしいモノを生み出す画期的な連載企画「MEANING MADE IN JAPAN MIHARAYASUHIRO(MMM)」。今回は、2014春夏コレクションでお目見えした「TUMI(トゥミ)」とのコラボレーションバッグをフィーチャーした。それは、京都西陣織の伝統を守りながらイノベーションをおこなっている「株式会社 細尾」とのオリジナルファブリックを使用したバッグコレクション。1688年からつづく株式会社 細尾の12代目・細尾真孝氏と、三原氏の対談をお届けする。Photographs by MIKAMI MakotoText by IWANAGA Morito(OPENERS)西陣織で打ち出すラグジュアリーなTUMI三原 個人的にバッグを愛用していた...
三原康裕|日本モノづくり 第7回 細尾の西陣織×TUMI(後編)

三原康裕|日本モノづくり 第7回 細尾の西陣織×TUMI(後編)

MIHARAYASUHIRO|三原康裕ウェブストア「ルモアズ」にて先行受注!第7回 MIHARAYASUHIRO × HOSOO × TUMI(後編)ファッションデザイナー三原康裕氏が、日本の誇る工場や職人を訪ね、日本でしかつくれないあたらしいモノを生み出す画期的な連載企画「MEANING MADE IN JAPAN MIHARAYASUHIRO(MMM)」。第7回となる今回は、「株式会社 細尾」とのオリジナルファブリックを使用したTUMIとのコラボレーションバッグをフィーチャー。前編では、三原氏と細尾氏の出会いを振り返り、西陣織の歴史とその現在を語り合った。後編では、今回のバッグコレクションが完成するまでの経緯を、ふたりが話してくれた。前編はこちらPhotographs by MIKAMI MakotoText by IWANAGA Morito(OPENERS)西陣織を洋服に使うことの難しさ細尾 三原さんからは最初に、迷彩の地紋様のなかに細かい和柄を織り込んで、上にも刺繍のよう...
ジェイ・ツジムラのスタジオが東京・高円寺南に移転オープン(1)|JAY TSUJIMURA

ジェイ・ツジムラのスタジオが東京・高円寺南に移転オープン(1)|JAY TSUJIMURA

JAY TSUJIMURA|ジェイ・ツジムラインディペンデントな空気がよく似合うアトリエ兼ショップジェイ・ツジムラのスタジオが東京・高円寺南に移転オープン(1)この春まで、東京・谷中にアトリエ兼ショップを構え精力的に創作活動をつづけていたジュエリーデザイナーでクラフトマンのジェイ・ツジムラ氏が、高円寺南にスタジオを移転。谷中で過ごした8年から心機一転、「もうちょっとちがう自分にならなきゃいけない」と語るジェイ氏のアトリエを訪ねた。 Photographs by SUZUKI Shimpei Text by KAJII Makoto (OPENERS)ばらのジャクリーヌ デュプレが出迎えるスタジオJR高円寺駅の南口から夏の名物、阿波踊りが練り歩く通りを下っていくと、右手に大きなこぶしの木が見えてきて、マンションや飲み屋、ラーメン屋、カフェなどが取り囲む一角に、昔懐かしい雰囲気の建物が存在する。「これでも自分たちでかなり手を入れてきれいにしたんですよ」というジェイ氏とパートナーの慧子さ...
ジェイ・ツジムラのスタジオが東京・高円寺南に移転オープン(2)|JAY TSUJIMURA

ジェイ・ツジムラのスタジオが東京・高円寺南に移転オープン(2)|JAY TSUJIMURA

JAY TSUJIMURA|ジェイ・ツジムラ高円寺のアトリエ兼ショップから発信する、自分を奮い立たせるメッセージジェイ・ツジムラのスタジオが東京・高円寺南に移転オープン(2)この春、8年過ごした東京・谷中から、高円寺南へアトリエ兼ショップを移転したジュエリーデザイナーでクラフトマンのジェイ・ツジムラ氏。ジェイ氏が作り出すコレクションは世界でも類を見ないハンドメイド作品で、「ライカ」をドレスアップするシルバー925のホットシューカバー&ソフトレリーズや、「ギブソン」用のフローラルのトラスロッドカバーなど、男ならではのこだわりを感じさせるアイテムを世界へ発信している。 Photographs by SUZUKI Shimpei Text by KAJII Makoto (OPENERS)ジェイ氏が身につけているラッキーチャームは?ニューヨークで2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件を体験し、日本で2011年3月11日の東日本大震災を体験したジェイ氏。「震災では、谷中のスタジオが...
EDUN|高尚な精神性をもつブランド

EDUN|高尚な精神性をもつブランド

EDUN|イードゥンアフリカの将来性の拡大と産業の活性化を目的とする高尚な精神性をもつブランド(1)通常、ファッションブランドは、お洒落を楽しむことが第一義だろう。しかし、ここに紹介する、アリ・ヒューソンさんと、彼女の夫でU2のボーカリストであるボノによって設立されたイードゥンは、それはあくまで手段であり、目的はべつにある。今回、来日した、設立者であるアリ・ヒューソンさんに、その熱き思いを語っていただいた。Text by OPENERSPhotos by JAMANDFIXハイファッションとアフリカ支援を融合させた希有なブランドまず、イードゥンをより知るために、ブランドバイオグラフィをご紹介しておこう。ブランド名の由来は、ヌード(NUDE)の逆さ綴りであり、楽園(EDEN)をもじったものだ。自然にもどるという意味が込められている。服の素材、服の製造者、服の製造場所、服を着るひと、の4つに敬意を表してある。イードゥンは2005年の春にAli Hewson(アリ・ヒューソン)と、彼女の...
LOEWE クリエイティブ ディレクター スチュアート・ヴィヴァースインタビュー

LOEWE クリエイティブ ディレクター スチュアート・ヴィヴァースインタビュー

LOEWE|ロエベロエベ――触れことが奏でるブランドストーリークリエイティブ ディレクター スチュアート・ヴィヴァースインタビュー世界でもっとも長い歴史を誇るラグジュアリーブランドのひとつである。スペインレザーは、8世紀よりヨーロッパ王族の愛用品として高い評価を得てきた。1846年、マドリードでエンリケ・ロエベ・ロスバーグがみずからの名を冠した会社を創業したのがはじまりである。今回は現クリエイティブ ディレクターである、スチュアート・ヴィヴァース氏に話を聞いた。Text by OPENERSPhoto by JAMANDFIX伝統はそのままに、革新をはかる先見性――1年ぶりの東京訪問だそうですね?毎年、東京を訪れています。自分自身で街を歩きマーケットリサーチをして、街のシーン、ショップのシーンなどを見ていると、つねにあたらしい刺激はいただいています。もちろん、ヨーロッパでもどこでも、町歩きはしていますが、日本に来るとエネルギーを貰う気がします。――ほかの街と東京はちがいがありますか...
JOHN LAWRENCE SULLIVAN|世界を魅了する“日本のモノ作り”とは

JOHN LAWRENCE SULLIVAN|世界を魅了する“日本のモノ作り”とは

こだわりのプロダクトで世界を魅了するデザイナー、柳川荒士が登場クリエイションの背景にある“日本のモノ作り”(1)現代の、強く美しい男性像を描き出す、「JOHN LAWRENCE SULLIVAN(ジョン ローレンス サリバン)」。発表の場をパリに移してからも、世界のバイヤーやファッショニスタから高い評価を得ている。今回はデザイナーである柳川荒士氏に、ショーだけでは伝わらない、プロダクトにたいするこだわりを2014年春夏の代表作を通じて語ってもらった。Photographs by JAMANDFIXText by KAWASE Takuro光を得ることであらたな魅力を見せるコレクション名だたるラグジュアリーブランドが気鋭のデザイナーを起用して、華々しいランウェイで新作を披露するパリのランウェイショー。その舞台で、インディペンデントな姿勢を貫きながら、東京発のクリエイションで勝負しているブランドが、ジョン ローレンス サリバンだ。デザイナー柳川氏が影響を受けたテーラリングを軸に、モダン...
HYSTERIC GLAMOURデザイナー北村信彦の現在(1)

HYSTERIC GLAMOURデザイナー北村信彦の現在(1)

HYSTERIC GLAMOURデザイナー 北村信彦の現在(1)ブランド『HYSTERIC GLAMOUR』がスタートしたのは1984年。日本のヤング・ファッション界にDC(デザイナー・キャラクター)ブランドブームが巻き起こり、多くの若者が「ブランド」に目覚めた時期でもある。そのデビューから来年で25周年。HYSTERIC GLAMOURとそのデザイナーである北村信彦は、まさに「転がる石は、苔むさず=Like a Rolling Stone」のように、時代の垢(あか)も付着させず、独特のポジショニングで、時代時代の若者から絶大な支持をうける。──2回にわたって、北村信彦の“いま”をストレートに聞いた。まとめ=梶井 誠(本誌)photo by Jamandfix音楽がスタンダードになっていくように、洋服にもそういうことがある──『HYSTERIC GLAMOUR』誕生から来年で25年。なぜこんなに新鮮なイメージでいられるのでしょうブランドをはじめたときは、当時のいわゆるDCブランド、...
HYSTERIC GLAMOURデザイナー北村信彦の現在(2)

HYSTERIC GLAMOURデザイナー北村信彦の現在(2)

HYSTERIC GLAMOURデザイナー北村信彦の現在(2)現在、web shopping rumors(ルモアズ)にて、ブランド『THEE HYSTERIC XXX』が販売されている。2003年にスタートした『THEE HYSTERIC XXX』について話を聞いた。まとめ=梶井 誠(本誌) Photo by Jamandfix素材とシルエットと縫製だけで勝負できるものがほしくなる──THEE HYSTERIC XXXはメンズですが、2003年に立ち上げた理由からいま、ウィメンズでは、『HYSTERIC GLAMOUR』と『Hysterics』があるんですが、たとえば10代に『HYSTERIC GLAMOUR』の服を着ていて、それから海外ブランドに興味が移って、30代半ばぐらいになって、クチコミで『Hysterics』を知って、「こういう服もつくってるんだ」と、大人になって戻ってきてくれるケースも多い。それを考えたときに、メンズにもブランドの幅を広げるのに新しいものが必要になった...
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