CITIZEN|プロマスター、伝説のファーストモデルの名を継承

CITIZEN|プロマスター、伝説のファーストモデルの名を継承

CITIZEN|シチズンPROMASTER Eco-Drive ALTICHRON -CIRRUS|プロマスター エコ・ドライブ アルティクロン シーラスプロマスター、伝説のファーストモデルの名を継承25年前の1989年に登場し、いまや伝説ともいえる高度計搭載ウォッチ「アルティクロン」が、現代に復活。センサーの計測範囲は、高度1万メートルから海抜300メートルまで。チャレンジングスピリットにあふれるユーザーたちへさらなる可能性を提示する。Text by SHIBUYA Yasuhitoアルティクロン、再び1989年にファーストモデルが誕生し、タフでスポーティなデザインと各種センサー内蔵による先進的な機能でヘビーデューティー・スポーツウォッチの定番となった「プロマスター」シリーズ。抜群の品質と信頼性で世界中から支持されてきたこのシリーズは、電池交換不要の光発電エコ・ドライブ駆動モデルが登場するなど不断の進化を続けてきた。本作と同時に発表された「プロマスター エコ・ドライブ サテライト...
CITIZEN|シリーズ史上最薄を実現した“ダイレクトフライト”搭載モデル

CITIZEN|シリーズ史上最薄を実現した“ダイレクトフライト”搭載モデル

CITIZEN|シチズンSeries8 807| シリーズエイト 807シリーズ史上最薄を実現した“ダイレクトフライト”搭載モデル“引き算の美意識”を追求するシチズンの「シリーズエイト」。コレクション第7弾となる今回は、ワールドタイム搭載のエコ・ドライブ電波時計を、シンプル&モダンな薄型デザインで実現。無駄のないフォルムを追求した。Text by SHIBUYA Yasuhitoシンプル&モダン8つのパーツで構成される“八体構造”のケース、ステンレススティールの質感を活かした仕上げのケースとブレスレット、そしてブラックとホワイトを基調にした文字盤デザイン──。シチズンの「シリーズエイト」は、現代建築物を彷彿とさせるシンプル&モダンなスタイルで、デザインコンシャスな人々にアピールしてきた。その第7作目となるこのモデルは、9.67mmというこれまでになく薄いケースを採用。直径43.6mmのサイズながら、着けたときの印象が従来のモデルと比較するとグッとスマートになった。もちろん機能面にも...
CITIZEN|フルメタルケースでさらに機能アップ

CITIZEN|フルメタルケースでさらに機能アップ

CITIZEN|シチズンPROMASTER Eco-Drive SATELLITE WAVE -AIR|プロマスター エコ・ドライブ サテライト ウエーブ・エアフルメタルケースでさらに機能アップ人工衛星から時刻情報を受信するサテライトシステムを搭載する「エコ・ドライブ サテライト ウエーブ・エア」。チタニウム素材の特性を活かし躍動感と軽さを強調。プロマスターコレクションのあらたな世界観を追求する。Text by SHIBUYA Yasuhito世界最速で宇宙と繋がる時計標準電波ではなく、もっとも近い場所にあるGPS衛星の日付・時刻信号を受け取り、そのデータを基にすみやかに現在時刻を計算して表示する衛星電波ウォッチとして、2011年のコンセプトモデルとして発表された先代「エコ・ドライブ サテライト ウェーブ」。本作は、その後継モデルとして発表された同機構を搭載する新作。今回は、コンセプトモデルではなくフラッグシップモデル、つまり製品版としての登場となる。さらに、最短受信時間が約4秒と...
CITIZEN|2013年新作ウォッチ、バーゼル現地レポート

CITIZEN|2013年新作ウォッチ、バーゼル現地レポート

CITIZEN|シチズン芸術的なインスタレーションも大きな話題に「プロマスター」の革新を告げるふたつのフラッグシップ2009年のバーゼルワールドから、技術開発力にデザインの美しさが伴った近未来型の時計、「シチズン エコ・ドライブ コンセプトモデル」を発表し続けてきたシチズン。今年は、1989年に誕生したスポーツウォッチシリーズ「プロマスター」に、最先端の技術と遊び心のあるデザインという価値をくわえ進化。あらたな命を吹き込む。Text & Photographs by SHIBUYA Yasuhito約5万6000個のムーブメントによる幻想的なインスタレーション会場の大リニューアルに伴って、各ブランドのブースの位置もデザインも、ほぼすべてが一新された2013年のバーゼルワールド。スペースを贅沢に使った斬新なデザインのブースが存在感を競ったが、シチズンはそんな新ブースのなかで間違いなく、もっとも高い評価を得たブランドのひとつだ。フェア開催中は常に多くの来場者で賑わっていたし、地...
CAMPANOLA|シチズン独創のクォーツ・コンプリケーション、待望の最新モデル

CAMPANOLA|シチズン独創のクォーツ・コンプリケーション、待望の最新モデル

CAMPANOLA|カンパノラ「宙叢雲(そらのむらくも)」「黒橡(くろつるばみ)」“宙空の美”をデザインのこだわりとして、独創的なデザインとクオーツによる複雑機構を提案し続ける「カンパノラ」コレクション。今年は“星の起源”をテーマに「宙叢雲(そらのむらくも)」と「黒橡(くろつるばみ)」の2作が登場。Text by SHIBUYA Yasuhitoテーマは星の起源クォーツ技術でも世界最高峰を誇るシチズン。年差クォーツウォッチの「ザ・シチズン」とともにその象徴的な製品といえるのが、“宙空の美”をデザインモチーフとし2000年に誕生した「カンパノラ」シリーズだ。2013年の新作は、“星の起源”がテーマ。メンテナンスフリーのエコ・ドライブ(光発電)ながら、パーペチュアルカレンダー、ミニッツリピーター、クロノグラフ機能を搭載する。そしてこのモデルいちばんのハイライトが、日本伝統の漆工芸を使った文字盤だ。具体的には基板のパーツに金属粉末を混ぜ、さらに上から透明な漆をかけることで、宇宙空間にある...
ROLEX|2013年新作ウォッチ、バーゼル現地レポート

ROLEX|2013年新作ウォッチ、バーゼル現地レポート

ROLEX|ロレックスクロノグラフの歴史的傑作「コスモグラフ デイトナ」誕生50周年の記念すべき年にプラチナモデルが登場いまも昔もスイス時計産業のトップを走り続ける至高のブランド「ロレックス」。今年のバーゼルワールドでは、誕生50周年を迎えた「コスモグラフ デイトナ」にプラチナモデルが登場。これまでのデイトナにはないあたらしい素材をまとい、涼やかで上品な表情をみせる。Text by SHIBUYA Yasuhitoさらに充実する魅惑のコレクション過去20年間で売上高が約4倍と驚異的に拡大、史上最高の繁栄を謳歌するスイスの時計産業。そのなかで大飛躍を遂げた時計ブランドも数多くあるが、世界規模での知名度、人気、そして実際の売上高でも、当時も今も変わることなく孤高の存在として半世紀以上も王座に君臨しているのが、ロレックスだ。従来からル・マン24時間レースの公式時計として計時を務めてきたが、2013年からはF1グランプリのグローバルパートナー兼公式時計としてサポートするなど、モータースポー...
BLANCPAIN|2013年新作ウォッチ、バーゼルワールド現地レポート

BLANCPAIN|2013年新作ウォッチ、バーゼルワールド現地レポート

2013年新作ウォッチ、バーゼルワールド現地レポート誕生60周年を迎えた「フィフティ ファゾムス」に新作!建物もレイアウトも完全に一新された今年の「バーゼルフェア(BASELWORLD 2013)」。新作レポートの第1回目を飾るのは“機械式時計しか作らない”老舗時計メゾン、「ブランパン」。コンプリケーションモデルからスポーツモデルまで、未来に向かう積極的な時計作りが印象的だ。Text & Event Photographs by SHIBUYA Yasuhitoコンプリケーションモデルにも注目の2作が登場来場者も約12万人と史上最高を記録した2013年のバーゼルフェア。最大最強の出展者、スウォッチ グループの頂点ブランドのひとつ、ブランパン最大のトピックは、誕生から今年60周年を迎えた伝説のダイバーズモデル「フィフティ ファゾムス」の新作だ。「フィフティ ファゾムス バチスカーフ」と名付けられ、1950年代末に登場した初代メンズ&レディスモデルの現代版と位置づけられるこのモ...
BLANCPAIN |ブランパンの超絶コンプリケーションモデル

BLANCPAIN |ブランパンの超絶コンプリケーションモデル

BLANCPAIN|ブランパンLe Brassus Carrousel Minute Repeater Flyback Chronographe|ル・ブラッシュ カルーセル ミニッツリピーター フライバッククロノグラフカルーセル、ミニッツリピーター、フライバッククロノを搭載ブランパンの超絶コンプリケーションモデルカルーセル、ミニッツリピーター、フライバッククロノの3つの複雑機構を搭載したブランパンの超絶コンプリケーションモデル「ル・ブラッシュ カルーセル ミニッツリピーター フライバッククロノグラフ」。今年のバーゼルワールドで時計愛好家たちの注目を集めた話題の1本だ。Text by SHIBUYA Yasuhito3つの機能をひとつの腕時計に新作「ル・ブラッシュ カルーセル ミニッツリピーター フライバッククロノグラフ」は、フライング カルーセル機構に加えて、ケース内部を約1周半して美しい音を響かせるカテドラルタイプのゴングを採用したミニッツリピーター機構、さらに計測中でもリセット...
BLANCPAIN|カルーセルとトゥールビヨンをダブルで搭載

BLANCPAIN|カルーセルとトゥールビヨンをダブルで搭載

Le Brassus Tourbillon Carrousel|ル・ブラッシュ トゥールビヨン カルーセル時計製造史上初の組み合わせカルーセルとトゥールビヨンをダブルで搭載重力によるムーブメントの動きに及ぼす影響を軽減することを目的とした二大機構の「トゥールビヨン」と「カルーセル」。ブランパンは時計製造史上初となる、このふたつのレギュレーターを組み合わせモデルを開発。「ル・ブラッシュ トゥールビヨン カルーセル」が発表された。Text by SHIBUYA Yasuhitoマニュファクチュールの神髄“カルーセル(フランス語で回転木馬)”とは、機能的にはトゥールビヨンと同様に時を刻む脱進調速機の部分を常に回転させることで、この部分にかかる地球の重力の結果として起こる姿勢差、つまり腕に着けているときの精度を高めるための複雑機構のことである。脱進調速機をケージ(カゴ)に入れてカゴを回転させるトゥールビヨンとは構造が異なり、カルーセルではカゴではなくプレートにセットして回転させることで、こ...
BLANCPAIN|そのインスピレーションはレーシングカーから

BLANCPAIN|そのインスピレーションはレーシングカーから

BLANCPAIN|ブランパンL-Evolution R Large Date|L-エボリューション R ラージデイト「L-エボリューション」の最新モデルブランパン × モータースポーツサーキットを舞台に活躍するレーシングカーをイメージし、ブランパンが生み出したスポーツウォッチコレクション「 L-エボリューション R ラージデイト」。クルマ好きには見逃せないディテールが満載なスポーツウォッチがデビューした。 Text by SHIBUYA Yasuhitoレーシングカーからのインスピレーションモータースポーツのスポンサー活動で、時計作りの長い伝統に加え、スポーティでダイナミックなブランドイメージを積極的に発信しているブランパン。2009年からはランボルギーニとパートナーシップを締結し、ランボルギーニによる豪華なワンメイクレース「ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ」の冠スポンサーを務めている。日本で開催された「ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ・アジアシリーズ...
OMEGA|2013年新作ウォッチ、バーゼル現地レポート

OMEGA|2013年新作ウォッチ、バーゼル現地レポート

2013年新作ウォッチ、バーゼルワールド現地レポートコーアクシャル搭載モデル続々登場、保証も4年間にレディスモデルから限定モデルまで、そのほとんどにコーアクシャル脱進機を搭載した今年のオメガの新作ウォッチ。大幅な摩擦軽減により長期的な高い安定と精度を手にし、クロノメーター認定を受けた優れたムーブメントが、オメガのあたらしい時代を築く。Text by SHIBUYA Yasuhito素材から耐磁性能を追求した超耐磁モデルも注目1999年、スイスを代表する名門時計ブランド・オメガの決断は時計業界を驚かせた。20世紀を代表する時計師であり、コンプリケーションウォッチの研究家として名高い故ジョージ・ダニエルズ博士が発明した、エネルギー効率と耐久性に優れたコーアクシャル脱進機を、今後オメガは一般的なスイス・レバー式脱進機に代えて、自社の機械式ムーブメントに全面的に採用することを宣言。この新型脱進機を採用する第1号製品を発表したのだ。当時このメカニズムの価値を否定する人はいなかった。だが、量産...
OMEGA|1957年に始まる“スピードマスター伝説”の最新章

OMEGA|1957年に始まる“スピードマスター伝説”の最新章

Speedmaster '57 Chrnograph OMEGA Co-Axial calibre 9300| スピードマスター ’57 オメガ コーアクシャル クロノグラフ1957年に始まる“スピードマスター伝説”の最新章全6回の月面着陸すべてを含む数々の宇宙ミッションに携わってきたオメガ「スピードマスター」。誕生から57年目を迎えた今年、コーアクシャル・キャリバーに、初めてクロノグラフ機能を組み込んだ新作「スピードマスター ’57 オメガ コーアクシャル クロノグラフ」をバーゼルワールドで発表した。Text by SHIBUYA Yasuhito最新・最良のスピードマスターオメガに“伝説的な名作”は数多い。だが、もっとも広く知られているのはやはり“ムーンウォッチ”スピードマスターだ。その誕生は1957年。アポロ計画が立案される4年も前のことである。シーマスター300のケースに、当時最新の3カウンタークロノグラフムーブメント「キャリバー321」を搭載したこのモデルは、当初から最高...
BVLGARI|2013年新作ウォッチ、バーゼル現地レポート

BVLGARI|2013年新作ウォッチ、バーゼル現地レポート

2013年新作ウォッチ、バーゼルワールド現地レポート不動のアイコン「ブルガリ・ブルガリ」完全リニューアルブルガリの腕時計といえば、誰もが思い浮かべる「ブルガリ・ブルガリ」。1977年の登場以来、多彩なバリエーションで男女ともに愛されてきたブランドを代表するコレクションが今年の「バーゼルワールド」で完全リニューアル。現代的で洗練されたデザインと、完全自社製の新型ムーブメントを搭載しさらなる進化を遂げた。Text & Event Photographs by SHIBUYA Yasuhito機械式モデルを中心に据え、マニュファクチュールを改めてアピールほかのラグジュアリーブランドに先駆けて2000年頃から、時計パーツの名門企業を続々と傘下に収め、本格時計ブランドとして機械式ムーブメントからケース、文字盤のような細かなパーツまでを自社内で開発製造できる“マニュファクチュール”体制を整えてきたブルガリ。そのひとつの到達点が2010年、初の完全自社製ムーブメントを搭載する「ソティリオ...
BVLGARI|幻のファーストモデルのディテールを再現

BVLGARI|幻のファーストモデルのディテールを再現

BVLGARI ROMA|ブルガリ ローマ幻のファーストモデルのディテールを再現1977年の登場以来、ブルガリを代表するアイコンウォッチとして人気を集める「ブルガリ・ブルガリ」。その“幻の原点モデル”が、250本の限定モデルとして今年復活した。Text by SHIBUYA Yasuhito250本限定の“BVLGARI ROMA”ベゼルに刻んだブランドロゴを最大の特徴とするブルガリ・ブルガリ。その発売は1977年。しかしそれ以前に“幻の原点モデル”が存在する。1975年、ブルガリが上顧客のためのプレゼントとして100本のみ製作したデジタルウォッチだ。このギフトウォッチでは、ベゼルのロゴは「BVLGARI BVLGARI」ではなく「BVLGARI ROMA」と刻印されていた。ピンクゴールドケースを採用し、250本限定製作となるこのモデルは、分を正確に読み取りやすいミニッツトラックやクッキリとした形状の針など、機能的な新デザインとともに、その刻印が再現されている。ブルガリのファンなら...
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