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SFT GALLERYにて 「South African Master Crafters」 展を開催中 出展の南アフリカの作家たちが登場(1) 文=ヤマダユウ
出展作家の3名にそれぞれの作風を聞いた今年に入ってオウプナーズでも、そのときの旅の様子を数回にわたり書いてみたけれど、この旅で出合った、南アフリカ国内でももっとも素晴らしいであろう、5名の作家“Master Crafters(マスタークラフター)”を日本へと招き、国立新美術館ミュージアムショップ「スーベニアフロムトーキョー」内の、SFT GALLERYにて、7月5日(月)まで、「South African Master Crafters(南アフリカ・マスタークラフター)」と題し、彼らの作品の展示および販売を行っている。今回のプロジェクトは、駐日南アフリカ共和国大使館、南アフリカ通商産業省の存在はもちろん、主催するスーベニアフロムトーキョー、また、そのほか協力していただいた各社の協力がなければ、決して実現しなかった展示だ。 そんな得がたい機会に、来日した出展作家、サイモン・マスィロ、エリオット・ムキーゼ、ノンムブセレロ・マブンデュラの3名に、それぞれの作品について話を聞いてみた。 エリオットとノンムブセレロとは昨年出合って以来の再会。サイモンとは初対面だが、総じて南アフリカの人々は、誰もが陽気で明るく、笑顔が絶えない。そしてとてもフレンドリーだ。インタビューも非常に盛り上がった。 寝ていると、イメージが出てくるんです──サイモン・マスィロ山田 サイモンさんが陶芸をはじめたきっかけはなんですか?サイモン・マスィロ 小さいころは粘土で動物ばかりつくっていました。陶芸を志したのは、祖母が陶芸家で、技術も彼女から習いました。 山田 現在の作風はかなりスペシャルに感じますが、どうしてこのようなスタイルになったのですか? サイモン 祖母からは「きれいなモノをつくりなさい」とことあるごとに言われてきたのが大きいですね。またアフリカの陶器は色付けしないんですね。着色をするとアフリカのモノではなくなってしまうんです。形にかんしては、夢に出てきた形状なんですね。寝ていると、イメージが出てくるんです。 ![]() ![]() 山田 シャーマンのようですね! 表面のツヤが印象的なんですが、これはどうしてですか? サイモン これは小石やスプーンの裏側を使って磨き上げただけなんです。 山田 石で磨いているだけとは思えない美しさですよね。サイモンさんはお休みの日はなにをしているんですか? サイモン 休みなく作品づくりに励んでいます。ノーホリデーです(笑)。 山田 休みなく……すごいですね。ところで日本の印象はいかがですか? サイモン 飛行機のなかからおもてなしが素晴らしくて、日本はいいところですね。 山田 最後に「2010 FIFAワールドカップ」はどこの国が優勝すると思いますか? サイモン バファナ・バファナ(南アフリカ代表チームの愛称)! ![]()
サイモン・マスィロ(Simon Masilo)
1936年生まれ。叔母や祖母も陶芸家。いくつかの職業を経て1992年、陶器づくりに専念することを決め、カスレホング・アート・センター内にアトリエを設ける。当初、伝統的バスツの技法や成型に強い影響を受けていたが、その後現在の独特なスタイルを確立した。型づくり、ロクロ作業、 手びねりなど、陶芸の様々な技法に熟達する。自らの知識と技術を次世代に伝えるため、カスレホング・アート・センターで陶芸の講師を務める。 ![]()
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Gallery | FAR AND WIDE|やまだゆう|山田遊|#011 SFT GALLERYにて「South Afric...
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