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時計は再び動きはじめ、今度は私たちが動かされる 「私的なプロダクツ」展 開催 Text by OPENERS オトナゴコロくすぐる数々を、ゆっくりと愛でる今回の「私的なプロダクツ」展には、写真の掛け時計をはじめ、辻野 剛さんのワイングラス、金森正起さんの錫杯、テープカッター、名刺入れ、香立て、濱中史朗さんのティーキャンドル、香炉、シェリー杯、ワイン杯、仁平幸春さん染色の風呂敷をはじめ、自在鉤(じざいかぎ/囲炉裏やかまどの上に吊し、それにかけた鍋などの高さを自由に上げ下げできる道具)や自在式照明器具、さらにCD(ギュメディスク)、CDラック、シャツ(アーバンリサーチ)、食器類などが展示される。『Gallery Yamamoto』の山本千夏さんの推薦文を紹介しよう。 personal productsその掛け時計には文字盤がない。丸いアルミニウムの盤にほっそりとした針。どちらも素っ気ない銀色。元にもどしたのか、先に進めたのか、手をくわえたというより引いたといったらよいだろうか。必要であると思っていた幾つもの要素は、じつは不要であったと知らされる。振り子の音がここちよい。目に耳に時を刻む。
その時計は淡い一色に塗られた箱に入れられ、ガラスの板で覆われている。時間は過去から未来へ一定方向に流れているようであるが、この箱の中には昔といまが平気な顔で共存している。
山本千夏 「私的なプロダクツ」展 会期|2011年1月31日(月)〜2月5日(土) 時間|12:00〜19:00(最終日は17:00まで)会期中無休 主催・会場|ギャルリーワッツ 港区南青山5-4-44ラポール南青山103 Tel. 03-3499-2662 http://www.wa2.jp 協力|東屋、東青山、Gallery Yamamoto
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