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![]() more trees|木造仮設住宅を被災地に 被災地支援プロジェクト「LIFE311」が 六本木ヒルズでイベントを開催中
森林保全を目的として活動する、坂本龍一氏主催の「more trees」が東日本大震災後、仮設住宅建設推進のために立ち上げたプロジェクト「LIFE 311」。現在、六本木ヒルズのアリーナでイベントを開催、仮設住宅の実物を見学することができるほか、ともにプロジェクトを進める住田町の名産などを楽しむことができる。
Text by OPENERS
教授も岩手の名産に舌鼓「LIFE311」は、林業が盛んな岩手県住田町との協力で実現したプロジェクト。甚大な被害を受けた陸前高田市と隣接する住田町が、津波の被災者を多く受け入れようと町ぐるみで動き出そうとしていたところに、「more trees」との仮設住宅建設が計画された。ただ建設するだけでなく、材料はすべて地元産の木材を使い、建設作業には地元の大工にかかわってもらうなど、わずかでも経済を活性化させようという狙いもあるという。
仮設住宅は、5月の時点で93棟が完成し、全戸入居済みだ。1棟約300万円の建設費がかかり、合計で約3億円。その費用は一時的に町費から支出されているが、最終的には募金で賄いたいというのが「LIFE311」の考えだ。その募金も兼ねて、今回のイベントはおこなわれている。 六本木ヒルズのアリーナに一夜にして完成した木造仮設住宅は、仮説にしておくにはもったいないくらいの出来栄え。四畳半二間という広さで、トイレ、風呂、キッチンも完備。スギのほのかな香りが漂う、立派な新築住宅といったところ。3、4人家族で住むことを想定して作られているという。
その外には岩手の名産を販売する露店が並ぶ。津波で甚大な被害を受けながらも再開した陸前高田の老舗醤油店や、ぶどう栽培が盛んな葛巻町のワイナリーなど、イベントのために地元からも多くのひとが参加している。これらの売り上げは一部「LIFE311」に充てられる。また、30日、31日には、木材から桶をみずから作り、打ち水を体験するワークショップも開催。「more trees」のプロジェクトにさまざまなかたちでかかわっている岐阜県の木材を使用し、参加費の1000円は「LIFE311」に寄付される。 初日の29日には、坂本龍一氏もイベントを訪問。住田町産「すみた清流鶏」のハラミ焼きや、陸前高田のリンゴジュースなどを味わいながらイベントを楽しんだ。「地方では生産と消費の距離が近く人間が環境の影響を受けやすいため、自然環境に対する意識は、そうした影響が見えにくい都会に住む人びとよりも進んでいるのではないか。このイベントをとおして『LIFE311』へ関心をもってもらい、自然環境への意識も高めてもらえればと思っている」とイベントの意義を語った。 この週末「LIFE311」も、より多くのひとから支えられる被災地支援のプロジェクトとなりそうだ。 日時│7月29日12:00〜20:00 30日11:00〜20:00 31日11:00〜17:00 会場│六本木ヒルズアリーナ 東京都港区六本木6-10-2 桶づくり・打ち水体験ワークショップ 参加費|親子1組1000円 30、31日それぞれ先着100組、10:30より受付開始 ![]()
「LIFE311」が六本木ヒルズでイベントを開催中
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