服以外によるコム デ ギャルソンのあらたなアプローチのひとつ、「Six」では現在、横尾忠則の新旧の『ピンクガール』を集めた個展を開催中だ。ピンクガールのみにテーマを絞った展示としては44年ぶりとなる今回の横尾忠則展。この機会にぜひその独特な世界を堪能したい。
新作描きおろしの『ピンクガール』も登場
グラフィックデザイナーとしての登場以来、ニューヨークADC賞では殿堂入りを果たし、小説を書いては泉鏡花賞を受賞、またパリ・ビエンナーレなどの国際美術展では日本代表を務めるなど、ジャンルを軽々と飛び越えて活躍するその華やかな芸術活動で知られる横尾忠則氏。
氏の代表作のひとつ『ピンクガール』がはじめて発表されたのは1960年代。“絵画”の個展用に、それらはわずかな時間で描きあげられたという。その後もこの主題は反復して制作されつづけ、現在あらためて評価が高まっている。
そんな過去の名作たちに加えあらたに新作も描きおろされた『ピンクガール』シリーズが、現在大阪の「Six」において展示されている。これだけのまとまった数の作品が一堂に揃うのは44年ぶりになるとか。コム デ ギャルソンという空間のなかで『ピンクガール』たちがどのような輝きを放つのか、ぜひその“化学反応”の現場に立ち会ってみたい。
横尾忠則『ピンクガール』
4月4日(日)まで開催中
Six
大阪市中央区南船場3-12-22 心斎橋フジビル2階
Tel. 06-6258-3315
12:00〜19:00 月曜休