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photo/Masayuki Hayashi
2009.02.20

デザインオフォス「nendo(ネンド)」が、
2月27日からNYのギャラリー『Friendman Benda』に登場

気鋭のデサイナー、佐藤オオキが2002年に設立して以来、数多くの受賞で世界中から注目されているデザインオフォス「nendo(ネンド)」が、2月27日〜3月28日まで、NYのギャラリー『Friendman Benda』に登場する。

“pleats”の廃材から生まれたのは、人類の発明の巧みさ、そして繊細な美しさ

『Newsweek』誌に「最も尊敬すべき100の日本企業」のひとつとして選ばれ、『ELLE deco』の「International Design Award」においても高い評価を受けた「nendo」。 今回のエキシビションで展示される「Cabbage Chairs(キャベツ チェア)」は、ファッションデザイナー・三宅一生から課せられた、“人びとはどのようにして21世紀を生きるかを伝えるような、未来的なオブジェを制作する”という課題への答えだ。

現代社会が直面する環境的、社会的な危機への懸念を汲み、“人の手による創作から活気的な暮しの解決策を探る”という視点から生まれた「Cabbage Chairs」は、三宅の“pleats”の制作過程から出る廃材のロール紙をもちい、すべてハンドメイドで制作されている。

本来の形と役目にとらわれることなく“受け継がれた”廃材のロール紙は、そのままに有機的なシンプリシティを引き出し、「再・発明(創案)re-invention 人類の発明の巧みさ、そして繊細な美しさ」というメッセージが込められている。

「Cabbage Chairs」は、2008年に『東京・21-21 Design site』にて、三宅がステージングとディレクションを行った展示会「XX1st Century Man」ではじめて発表された。

photo/Masayuki Hayashi
三宅はこれを、イサム・ノグチ、ロン・アラッド、ティム・ホウキンソンなどの作品群と並列させ、深澤直人は「たゆまずに、手でものを作りつづけたとき、その展開されてきた長いプロセスの終わりに巨大なエネルギーが解き放たれる」とカタログにコメントを寄せている。

「Cabbage Chairs」は、「XX1st Century Man(21世紀人)」のコンセプト“エネルギー、革新、そして創り出し発展し、見慣れたコンセプトを未来の希望へと変えていこうとする人類の精神的パワー”を、見事に表現した作品といえるだろう。すでにNYの『MOMA』、パリの『Musée des arts decoratifs』の常設展示品に選ばれ、『London Design Museum』の「Brit Insurance award」展でも見ることができる。今年秋には、テレアヴィブの『Holon Museum』におけるデザイン展でも登場する予定だ。

「自由にデザインし、フレキシブルに考える」ことをモットーに、「すべてのデザインは魅惑と趣のバランスが必要だ」という「nendo」。その作品は、人と物体の絶え間ない対話を物語っている。




Friedman Benda
515 West 26th Street New York, NY 10001
tel | 212.239.8700
gallery@friedmanbenda.com
Monday: open by appointment
Tuesday - Saturday: 11:00am - 6:00pm
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