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名和晃平「Swell」
more trees × Herman Miller Japan 名作「アーロンチェア」がアート作品に
震災の影響で延期されていた国内最大のアートの見本市「アートフェア東京」が7月29日〜31日に東京国際フォーラムで開かれ、森林保全団体の「more trees」がハーマンミラーとコラボレーションして制作した「アーロンチェア」が発表された。椅子の名作「アーロンチェア」をアーティストや建築家がカスタマイズして作品に仕上げたもので、8月7日までハーマンミラーストア丸の内店で展示され、販売もされている。
Text by OPENERS
椅子の名作を、建築家、アーティストらによる解釈で再構築「Aeron with ART」と題されたこの企画は、ハーマンミラージャパンとmore treesによるチャリティプロジェクト。 ハーマンミラーのベストセラー製品であるアーロンチェアを、現代を代表するアーティスト、建築家がカスタマイズ。販売収益は、more treesがおこなう被災地へ仮設住宅建設を推進するプロジェクト「LIFE311」の支援金となる。制作を手がけたのは、現代美術作家の名和晃平氏、鈴木康広氏、フラワーアーティストの東 信氏、建築家の永山祐子氏、早野洋介氏の5人。いずれも業界の垣根を越えて、アーティスティックな作品を生み出すクリエイターたちだ。 東京都現代美術館で個展「シンセシス」を開催中の現代美術作家 名和晃平氏は、「Swell」と題した作品を制作。化学反応によってみずから膨張する発泡ポリウレタンをところどころにほどこすなど、名和氏ならではの作品に仕上げている。
2004年の瀬戸内国際芸術祭にて発表した作品『ファスナーの船』など、身近な題材をユニークな視点でとらえなおし作品にすることで知られる若手の作家 鈴木康広氏が制作したのは、「空気のためのアーロンチェア」。オフィスで椅子に座る人間の姿勢を工学的な視点から分析し、そのメカニズムを目に見える形にした作品だという。 いまもっとも活躍するフラワーアーティストのひとり 東信氏は、「Sit on the green」と題し、芝生を連想させるグリーン一色の作品を提案している。
「ルイ・ヴィトン京都大丸」でJCD デザイン賞奨励賞受賞のほか、プロダクトから舞台デザインまで幅広く活躍する永山祐子氏は、白と黒で構成された「warp」を制作。白いオフィス空間のなかで見ると、だんだんと消えていく、あるいはだんだんとあらわれてくるように見える、遊び心ある作品だ。 現在、トロント、モンゴル、天津、熊本など、世界各地でプロジェクトを進行する建築家 早野洋介氏は、「椅子の祖形」と題し、原形がすっぽりと覆われた作品に仕上げた。アーロン・チェアを「現代における生産活動:オフィス・ワークにおける身体の拡張として生み出された近代の社会に生きる身体の投影」ととらえ、得られた発想だという。 これらユニークな一点ものの作品は、ハーマンミラーストア丸の内店にて展示、先着順で販売される。作家によるサイン、もしくは証明書がついて、いずれも50万円。 ハーマンミラーストア丸ノ内店 東京都千代田区丸の内2-1-1 →グーグルマップ Tel.03-3201-1840 ![]()
名作「アーロンチェア」がアート作品に
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