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ZAMBIKES|ザンバイクス 竹製自転車フレーム「ZAMBIKES バンブーバイク」 Text by KAJII Makoto (OPENERS) 貧困と闘い、世界を変えるフェアトレードバンブーバイクアフリカ南部の内陸部に位置し、世界三大瀑布のひとつ「ヴィクトリアの滝」を擁する大自然に恵まれた美しい国 ザンビア共和国。しかし実態はアフリカでも“最貧国”のひとつで、人口の6割以上にあたる約700万人が1日1.25ドル以下(世界銀行が定める貧困ライン)で生活する貧困層となっている。ZAMBIKES COMPANY(ザンバイクス・カンパニー)は、ザンビアで圧倒的に不足していた“生きるための移動・運搬の手段”の自転車を、地元の人びとを雇用して生産・販売することで“人びとの生活を変える”ことを目的とする社会貢献性の強い自転車製造メーカーで、ふたりのザンビア人とふたりのアメリカ人によって設立された。 黄色が目印のスチール製自転車のザンバイクスは、5年間でのべ100人以上の雇用を生み出し、自転車1万台以上、病人や妊産婦などを安全に運搬する救急自転車1000台以上を生産・供給。2009年に供給された750台の救急自転車によって、2010年には5万人の命が救われたという。 昨年、ザンバイクスは、企業運営をより安定し、永続的なものに育てることと、現地での雇用を拡大するために、地元で育つ“竹”を用いた高品質な自転車フレームを開発した。
竹製自転車フレーム「ZAMBIKES バンブーバイク」は、ザンビアで生育した竹を用いた、本格的なロードバイクフレーム。竹は、その軽さと強靭さから、従来の金属にも代替しうる理想的な自転車のフレーム素材として、近年大きな注目を集めていて、竹のもつ独特な“しなり”は、優れた振動吸収性を発揮するとともに、ひとの力を増幅して推進力に変え、でこぼこの多い路面や長距離のツーリングをより快適なものにする。プロの選手でも、とくにトライアスロンや長距離競技などでは、竹フレームの自転車を用いることでタイムが縮まるケースもあるそうだ。
バンブーバイクの材料となる竹は、ザンバイクスの工場裏で3年ほど生育された、アフリカ特有の太く強度の高い2種類の竹から適したものをセレクト。カットして安定剤(乾燥を早め切り口の割れを防止)に24時間浸けた後、数ヵ月間乾燥する。 オーダーが入ると、乾燥した竹がサイズに合せて選びだされ、フレームの精度を高めるため、竹は専用の「ジグ」にセットされ、とくに強度を要する部分にはアルミ製部品が組み合わされるが、これにより、本格的なロードバイクとしての利用にも耐える強度と剛性が確保される。 フレームを構成する竹パイプの接合は、木工ボンドで仮留めした後、エポキシ樹脂に浸したサイザル麻の繊維をきつく巻きつけて固め、強力に固定。丁寧にヤスリをかけた後、フレーム全体に耐水・耐候性の高いポリウレタン樹脂のクリアコートを三層にわたってほどこし、乾燥させて完成となる。 自転車の生産・供給によってたしかな社会変革を起こそうとしている竹製自転車ブランド「ZAMBIKES」を支援するアライアンス・ファクトリーは、フレームのみの輸入販売だが、完成車として組み上げる自転車ショップも紹介してくれる。 <取扱店舗> F.I.G bike 原宿店 Tel. 03-5413-9050
アライアンス・ファクトリー
Tel. 03-6456-1975 ![]()
ZAMBIKES|ザンビアの竹製自転車フレーム「ZAMBIKES バンブーバイク」
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