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FREDERICIA FURNITURE|フレデリシア ファニチャー 安積 伸デザインの新作 「NARA」 シリーズ発表 Text by OPENERS
2010年4月ミラノ・サローネで初披露した「NARA」シリーズ1962年から日本に家具を輸出しているフレデリシア ファニチャー。シンプルかつ機能的な美的感覚をもつ日本人のセンスに、デンマークの家具デザイナー、ボーエ・モーエンセン氏が手がけた「J39」「スパニッシュチェア」など装飾を一切削ぎ落としたクラシックなデザインがマッチ。日本人のライフスタイルにも広く受け入れられている。フレデリシア ファニチャーは90年代以降もナナ・ディッツェル氏の「トリニダードチェア」など多くの名作家具を生み出し、今回のはじめての日本人デザイナー起用も話題となっている。安積 伸氏の新作「NARA」シリーズの「NARA」は、日本の古都から名づけられた。「NARA」のコンセプトは、“最少の構造要素で、最高の快適性を実現すること”。シンプルな構造で、無垢の木を彫刻のように美しく表現できる家具をつくることを目指し、伝統的なスカンジナビアデザインに敬意を払う一方で、あたらしい独自のメッセージを放つシリーズが誕生した。 ![]() ![]() ![]()
「NARA Dining chair」は、トップの形状と、最高の座り心地を保つための背もたれの形状が特徴。すべての余分な部分が背もたれ部から削ぎ落とされ、背もたれの“背”は、ジャケットやバッグを掛ける場所として機能し、その形状は鹿をイメージさせる。 「NARA Dining table」は、テーブルの角がもつ鋭角的な印象をやわらげるため、長方形天板の四隅が斜めに切り落とされたデザインとなっている。それにあわせ、脚の側面はテーブルの着席辺に対して45度の角度をつけた構造となっており、着席への導入を視覚的に表現している。 「NARA Coat stand」は、樹木のような構造をもち、それぞれの枝は服やバッグを掛けるためのフックとなっている。家具の製作過程で発生する質の良い木の端材を有効利用することで、美しくエレガントなコートスタンドが誕生した。 安積 伸|AZUMI Shin 1965年神戸市に生まれる。京都市立芸術大学を卒業後、NECに勤務。1994年英国王立美術大学修士課程を修了し、2005年ロンドンに個人事務所a studioを設立するまでの10年間をデザインユニット“AZUMI”として活動する。その後、プロダクト、家具そしてスペースデザインと幅広い領域で活躍する。国内外の賞を数多く受賞し、Victoria & Albert Museum(英)、Stedelijk Museum(蘭)、Crafts Council(英)Die Neue Sammlung(独)、Museum fur Angewandte Kunst Frankfurt(独)などにパーマネントコレクションとして作品が収蔵されている。大阪芸術大学客員教授。 www.astudio.biz
フレデリシア ファニチャー東京ショールーム
東京都品川区東五反田5-25-19 東京デザインセンター6F www.fredericia.com
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