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ミラノサローネ会場 Photo by Shin Suzuki
KARIMOKU NEW STANDARD|カリモク ニュー スタンダード 写真家 鈴木 心がとらえた“日常” Text by OPENERS 感性を刺激するあたらしいかたちの家具のエキシビションミラノ市内のコンテンポラリーアート・ギャラリー「SUZY SHAMMAH」を会場に、何十倍にも拡大された雑草、愛猫が爪を研いだソファの角、街中でふと目にするおかしな光景、窓の水滴、友人、家族……カリモク ニュー スタンダードの2011年の新作プロトタイプと、2010年のコレクションを取り囲むように壁面に展示された大小さまざまな写真。日に数百枚におよぶ写真を自らのライフワークとして撮りつづける鈴木 心氏が淡々と紡ぐ作品は、鑑賞者にとって自由に解釈できる余地を残してくれる。
写真に写るものがどこか自分の生活にリンクしたり、大切なはずのものを、ひとは忘れてしまいがちである、という記憶のはかなさに気づかされたりもする空間、時間。
そして、3月11日に起こった東日本大震災。すべてが瓦礫と化してしまった地や押し流され崩壊した家具などもまた、彼が見つめた日常の積み重ねとして、淡々とそこに存在している。
展示された2011プロトタイプでは、ベルギーのデザイナー SYLVAIN WILLENZ(シルヴァン ウィレンツ)氏が「HOMERUNシリーズ」を発表。HOMERUNのアイテムは、懐かしのアニメーションにインスパイアされた大胆で丸みを帯びた形が特徴で、計算された素朴さと、高度な技術による完璧な仕上がりを兼ね備えている。
また、スイスのデザインチーム BIG-GAME(ビッグゲーム)による「CASTORシリーズ」は、小径材を有効活用してデザインされた、スツールとベンチ、シェルフ。キャストールと名づけられたこのシリーズは、いずれもビーバーが木をかじった跡のようなディテールをもつ。 プロトタイプもまさに「日常に存在するモノの価値とはなにか?」を問いかけるデザインと機能性をアピールしている。
KARIMOKU NEW STANDARD
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KARIMOKU NEW STANDARD|ミラノサローネ2011写真家・鈴木 心がとらえた“日常”
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