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URUSHI│さまざまなシーンで使っていただける漆の器をめざして |
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八田浩志さん
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──今回の「ISETAN LIVING × HIROCOLEDGE」プロジェクトについて
伊勢丹リビングが発信する、ファッション性やデザイン性のこだわりを表現していくには、お客さまの声に耳を傾けながら我われの手でつくっていくことが一番の近道だと思っています。 もちろん今までにもアイテムごとにデザイナーとのコラボレーション企画はありましたが、カテゴリーを横断して企画、製品化が実現できたことは、私たちバイヤー、伊勢丹リビングからお客さまへの強いメッセージになると確信しています。そしてなによりも理子さんのデザインへのこだわり、産地の特徴や製造工程をきちんと理解したいという強い信念と、その魅力的な人間性に惹かれ、途中に起こるさまざまな問題にも、楽しく前向きに取り組むことができました。 今回の企画は自分にとっても貴重な経験で、今後の伊勢丹リビングにとっても、大変意義深いものになると思っています。 |
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八田バイヤーとのURUSHIについて(高橋理子)
八田バイヤーから、アイテムや表現技法についてのご提案がありましたので、私は朱か黒の色選択と柄のデザインをさせていただきました。
私も漆を扱った経験があり、何事もなくスムーズに制作していただけると考えていたのですが、思いもよらない問題が起こり、完成までにとても時間がかかりました。 本漆塗りであるだけでも時間のかかるものですが、柄の配置や大きさが技法の限界を超えていたようで、途中でデザインを変更しました。 道具が進化することで技術レベルも上がり、早くきれいに仕上がる時代となっても、そこに表現される柄が未経験のものであれば、どんなに経験値の高い職人の方でも予測できない問題が出てきます。 これは漆塗りに限らず、私のものづくりでは、しばしば起こります。 単純な丸と直線だけの柄ですが、シンプルな要素だからこそ、ごまかしがきかず、職人の腕の見せどころとなる。 この漆のお重にも、職人技が生きています。内から輝く白檀塗りの奥ゆかしい輝きをじっくりとご覧ください。 |