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![]() マルセル・ワンダース / MARCEL WANDERS
1963年オランダ、ボクステル生まれ。1988年アーネム・アーツスクール卒業。
1995年アムステルダムに自身のスタジオwanders wondersを設立。同時期からハイス・バッカー率いるドローグ・デザインに参加。1996年にドローグ・デザインから発表した「ノッテッド・チェア」で有名になる。「ノッテッド・チェア」はポリアミド繊維の紐を吊るした状態で椅子の形に編み上げ、それをエポキシ樹脂に浸し強度を得るという軽やかで斬新な作品。 代表作は息を吹きかけることによって点滅するフロスから発表したランプ「B.L.O」、2006年におなじくフロスよりカスティリオーニらが開発した、繭(まゆ)を思わせるコクーン技術を使用した照明「ツェッペリン」、シューズメーカープーマとの共同プロジェクトなど。 2000年にはMOOOIモーイのアート・ディレクターに就任、現在はB&Bイタリアとの共同経営者としての顔ももつ。モーイはオランダのマーティン・バースやベルトヤン・ポット、スウェーデンのフロントといった気鋭の若手を積極的に登用し、前衛的だがエレガントな作品を発表している、いまや世界的な企業だ。 2001年にはマルセル・ワンダース・スタジオをアムステルダムに設立。B&Bイタリア、ビザッツア、モローゾ、カルテル、カッペリーニ、などから作品を発表。 2007年のミラノ・サローネでは自身のスタジオから発表した巨大な作品が話題になった。モーイやドローグで手掛けてきたプロダクト群とは異なり、個人的な発想やテクノロジーとの新しい関わり方を追求した野心的な作品だ。 マテリアルの素材感や物本来の在り方を超越したマルセル・ワンダースのつくるプロダクトにおける表現方法は、近年ますますアートに接近しつつある。 2007年にアムステルダムの西、カフェやブティックが立ち並びハイセンスな人々で賑わうヨルデン地区の5階建てのビルにスタジオを移転。今後アートの発信基地としての役割も期待されている。
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