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![]() ハンス・ホライン / HANS HOLLEIN
1934年ウィーン生まれ。建築家。
1956年ウィーン美術アカデミー卒業。 1960年カリフォルニア大学バークレー校建築デザイン学部大学院卒業。いくつかの建築事務所で働いたのち1964年独立。アヴァンギャルド建築家として活動を開始。「すべては建築である」は当時の有名な発言。 60年代にはヴィジョナリー・アーキテクトと呼ばれる建築的ドローイングを数多く手がけ、この頃よりポスト・モダンの旗手として注目を集める。 1964年に設計したウィーンの「レッティ蝋燭店」のインテリアデザインは旧市街の建物の1階に突然現れるアルミのファサードが、ホライン建築の独自の感性を伝えていて異様な迫力で迫ってくる。 1974年のシュリン宝石店は同じく旧市街のアパートの1室のリノベーションだが、ここでホラインが見せたのはファサード・デザインに亀裂を入れるというアヴァンギャルドな表現方法だった。 1990年完成の「ハース・ハウス」は現在までのホラインの代表作。ガラス、大理石、タイル、鉄といったさまざまなマテリアルをたくみに組み合わせたファサードは、一見この街のもつ歴史や景観を乱すように見えるが、じつはそれらに対して入念な考察がなされている。 ウィーンの中心地、東京でいえば銀座の交差点にあたる場所に建つこの建物は現在ではこの街のシンボルにもなっている。 80年代にはイタリアのメンフィスやアレッシイといった、ポスト・モダンのデザインを手がける企業からプロダクトを発表。 ホラインの創作手法は建築のみにとどまることがない。 1985年、建築界のアカデミー賞であるプリッカーを受賞。名実ともに現代ウィーンを代表する建築家である。
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