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2008.02.06

エリック・ホグラン | ERIK HOGLUND

スウェーデンのガラス作家、彫刻家。
1932年スウェーデンのカールスクローナ生まれ。

1948年から1953年までストックホルム芸術大学で工芸とデザインを学ぶ。1951年から1952年までスウェーデンのグラフィックデザイナーであるハラルド・サルバーグのもとでグラフィックデザインを学ぶ。 1953年にスウェーデンのガラスメーカー「ボダ社」に入社。ちなみにボダ社はコスタ社と1965年に合併、現在はコスタ・ボダ社として知られるスウェーデン有数のガラスメーカーで、1864年にコスタ社にいた職人が独立しておこしたガラス工房である。

1957年にルニング賞を25歳の若さで受賞。ホグランの代表作のほとんどが1950年代に生まれ、20歳そこそこのホグランは、ジャン・コクトーの有名な小説のタイトルになぞらえ、アンファン・テリブル=恐るべき子どもとよばれた。
ルニングプライズ(ルニング賞)は1951年に設立された、優れた北欧デザイナーに与えられる権威ある賞である。1950年代当時、デンマークの食器メーカーである、ジョージ・ジェンセンのオーナーだったデンマーク生まれのフレデリック・ルニングが北欧デザインの振興のために創設したもの。

エリック・ホグランのガラス作品は、おなじ北欧のデザイナー、たとえばガラス工芸の盛んであったフィンランドのカイ・フランクやティモ・サルパネヴァの繊細な作品とは異なり、手仕事の温かみをのこしたクラフト感あふれる作風が魅力だ。
とくにガラスの歪みをあえて製品に残したり、ブラウンやグレーのあわ入りガラスを使った作品を多く発表し、その土着的な製品は、スウェーデンという国の民族性や土地のにおいを色濃く反映しているようにみえる。それはこの国にある豊かな自然をガラスというものに置きかえ、よりいっそう強く連想させるものだ。
1973年にボダを退社するまで数々の名作ガラス作品を手がけた。

作品に使用するマテリアルもガラスのとどまることなく、鉄やブロンズでのスカルプチャー作品もてがけた。 本国スウェーデンに公共施設のデザインも多く、その数は150を超える。1998年に永眠。

現在もエリック・ホグランが1950年代から1960年代にかけてボダ社でてがけた、プリミティブなアシュトレイや、人を模ったデキャンタ、ガラスと鉄のシャンデリアは世界中で高い価値を獲得している。

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