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![]() 『Titanic: Legacy of the World's Greatest Ocean Liner』 by Susan Wels(Time Life Education刊、絶版)でもトゥルフィット&ヒルの古い容器が紹介されている
トゥルフィット&ヒル モニターレポート 吉田眞紀(M.Y.LABELクリエイティブディレクター)_Vol.2 若いシングルモルトのようなストレートな魅力
シェービングクリームとオーデコロンはもちろん、アフターシェーブバーム、バス&シャワージェル、はてはハンド&ボディーソープまで同じ香りでそろう『トゥルフィット&ヒル』。その魅力を感じたという吉田眞紀さん。M.Y.LABELのクリエイティブディレクターとして活躍する氏に、『トゥルフィット&ヒル』のフレグラスやそのボトルデザインについて聞いてみた。
ほかの誰にも似ていない、老舗のプライドと潔さ
──トゥルフィット&ヒルのフレグランスがもつタッチというか、特性についてはどう思われましたか? 吉田 僕が選ばせていただいたのは「ウェストインディアンライム」ですが、どの香りもやはり英国の老舗の香りだなって思います。無骨さをあわせもっているというか、どこかささくれ立っているところがある。なにより香り自体を変にこねくりまわしていないところがいいですね。ウイスキーでいうとシングルモルトかな。しかも伝統のあるメーカーのシングルモルトだけれど、熟成が進みすぎていない若いやつ。
吉田 多くのメンズフレグランスはその香りを纏った男性の隣にいる人、つまり女性を喜ばせるために存在するようなところがあると僕は思うんです。でもトゥルフィット&ヒルのフレグランスは、あくまで大人の男のための香りという気がしますね。 ──ジェントルマンたるもの、自らの立場をわきまえ、周囲に対して誰よりも気配り心配りはするけれど、それを決して周囲に悟らせない。あくまでも控え目に徹することを美徳とする、と 吉田 そこに売り上げを上げるためのマーケティングの概念が出てきて、本来のターゲットじゃない人まで盛り込んでこねくり回してしまうと、瞬間的な目新しさは獲得できるけれど、本来の魅力が失われてしまう。角が丸くなってしまうというか。 結果として、ほかと似たようなものになったりしがちなのですが、トゥルフィット&ヒルはそんなところがまるでない。老舗のプライドや潔さを感じますね。 「香りを纏う」という社会的意味とは
──ボトルやパッケージのデザインについてはどう思われますか?
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