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HIROCOLEDGE(ヒロコレッジ) 高橋理子インタビュー |
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──三宅一生さんのプロジェクトなどにも参加されていますね
はい、去年の夏に東京ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHTで開催されたサマープログラム「落狂楽笑」での演者だった柳家花緑師匠の衣裳を手がけました。また、この夏には、大阪のELTTOB TEP ISSAY MIYAKEのショップでも展示をしていただいています。 以前、一生さんとお話しをしたときに、「私は着物をおいてきぼりにしてきたから」とおっしゃったんです。「いまの時代にきみのような人ががんばってくれるのはうれしい」と。西洋の衣服文化と格闘してきた一生さんからそう言われたことはとても励みになりましたね。 |
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──そういうテーマの取材オファーはたくさん来るでしょうね
和のブームも時代の流れではあると思うし、『HIROCOLEDGE』では風呂敷や手ぬぐいもつくっていますから、エコロジーというテーマの取材もあります。 よく「どうして和にこだわっているのですか?」と聞かれますが、特別にこだわっているわけではなくて、私はこれが自然で必然だと思っています。この国に生まれ、身近な職人さんたちと一緒にものづくりをすることはとても自然な成り行きなんです。 着物は、直線だけでつくられていて、捨てるところがありません。それは長く当たり前のことだし、私たち日本人は、洋服も着物も両方おなじように着ることができる環境にいます。 ブームというとらえ方だけでは、私が考えていることは絶対伝わらないし、そのことで悩むこともありますね。 |
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──高橋さんのつくるデザインの意味するところは?
私のつくるものが、何かを考えるきっかけになってくれればと……。 たとえば、私の着物を通して、気づくことはたくさんあると思います。でも、手にとってもらえなければ、その何かに気づいてもらうこともできません。手にとってもらうためには、見た目のよさは当たり前のようにあって、それが使えて、便利で、その背景にある歴史や伝統技術、職人の存在や考え方などに気づかせてくれる。ただカワイイだけのものではない、伝えるべき背景のあるものを生み出していきたいと考えています。 私の作品はすべて丸と直線の組み合わせでデザインされていますが、最低限の要素で、どこまで無駄なくおもしろいものがつくれるのかということに挑戦しているんです。かつての日本で生まれた無駄のないものづくりを知ってもらう、ひとつのきっかけになるような、意味あるデザインができたらいいですね。 |
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