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2010.03.15

Salvatore Ferragamo|サルヴァトーレ フェラガモ

靴が紳士をつくる──サルヴァトーレ フェラガモ メンズシューズの魅惑

王侯貴族からハリウッドのセレブリティまで、世界中のVIPたちを魅了しつづけてきたサルヴァトーレ フェラガモのメンズシューズ。“20世紀最高の靴職人”が築いた輝かしい歴史は、いまでは私たちも身につけることができる“最高の嗜好品”として結実している。そのなかから今シーズンの代表作をご覧いただこう。
 
Text by HOSOMURA Gotaro
Photo by JAMANDFIX

機能美とフィット感を具現する熟練の職人技

王室や貴族からセレブリティ、VIPを顧客にもつ「サルヴァトーレ フェラガモ」。その靴は世界中の伊達男からステータスシンボルとして愛されている。しかしそれは一朝一夕に成しえたものではなく、20世紀最高の靴職人と称賛された創業者であるサルヴァトーレ・フェラガモの圧倒的な才能や努力の土台があってこそ。フェラガモが靴の歴史に残したことは数多いが、強いて挙げるならデザインの独創性や卓越した職人技、そして足を科学する姿勢の併存だろう。至高の履き心地を追求するために、米国南カリフォルニア大学で解剖学を学んだほどで生涯、土踏まずで完璧にフィットする靴にこだわりつづけた。
 
その意志を未亡人と子どもらが受け継ぎ、プレタポルテのメンズシューズラインが登場したのが1970年のこと。世界屈指のトータルブランドとなった現在でも、製靴部門は中核でありクリエイティブな面でも全事業の基軸となっている。モデル構築は慎重におこなわれ、また職人の手作業により品質の高さが確保されている。とりわけ解剖学的研究の伝統は脈々と受け継がれ、科学性を取り入れた快適な履き心地は世の男たちを魅了している。今季のメンズシューズのなかから、そんな「サルヴァトーレ フェラガモ」の神髄を堪能できるモデルをいくつかご紹介しよう。
 
 

「ジェオ」

まず「ジェオ」。創業者サルヴァトーレ・フェラガモが、自分自身のために制作した靴のモダンリファイン版で、エプロン部分の流れ落ちるような流線的なシルエットが美しい。一枚革がサイドで縫い上げられた、シンプルながらも高度なクラフツマンシップが見て取れる巧緻なつくり。カーフ素材にややマットなオイル加工をほどこしてあり、ほどよい光沢感に品が薫る。
 
 

「レクサス」

「レクサス」はやや細身のトウと艶やかな彩色のモンクストラップで、フェラガモのメンズシューズの最高峰コレクション、グッドイヤー・ウェルト製法を用いた「トラメッザ」モデルのひとつ。耐久性と柔軟性に富んだ、厚さ12mmのレザーソールを特徴とする。これが自然なクッション効果を発揮し、また天然鞣しの中敷が外の気温や湿気を遮断して気候に関係なく一年中履くことが可能。くわえて「トラメッザ」は土踏まず部に通常1枚差し込まれるシャンク(スチール製)が2枚になっているのも特徴的。シャンクが土踏まずを包み込むように支え、歩きやすい構造になっている。
 
 

「ジョルダーノ」

アイコニックにフェラガモであることの存在感を示す、“ガンチーニ”ビットとグレーのステッチが特徴のカジュアルモデルが「ジョルダーノ」。ライニングはなく、レザーソールのヒールは“ガンチーニ”マークのついたラバーの化粧がほどこされている。ウィズがやや広めのため、日本人の足にもフィットしやすいつくりがうれしいところ。
 
 

「ジェロ」

ウィメンズの1940年代のアーカイブコレクションのディテールから、インスピレーションを得てつくられたのが「ジェロ」。パッチワーク風にステッチを大胆にあしらったディテールが使われており、アッパーとサイドをつなぐレザーステッチが魅力的。通常このタイプのモカシンは、ソールがラバーでドライビング仕様になっているが、この「ジェロ」は5mmの薄いレザーソールを用い、カジュアル過ぎずエレガントな仕上がりになっている。10mmのインソールが内蔵され、歩きやすさもしっかり確保されている。
 
 
 

科学的な理論から生み出される機能美に満ちたデザインとフィット感、そしてそれを具現する極上素材や熟練の職人技。すべてを兼ね備えた「サルヴァトーレ フェラガモ」の靴を一生に一度は履いてみたいものだ。
 

OOSUMI Norio
もう15年以上も前の話ですが、ある雑誌で靴の特集を組んだことがあります。10名以上の識者のみなさんに、よい靴とは? と質問をしたチャプターに「サルヴァトーレ フェラガモ」と回答されたのは、高名な自動車評論家。本職のクルマだけでなくファッションやワインにも造詣があり、ふだんは英国式の服装をしてらしたのでイタリアの靴を名指しされたのは意外でした。「一歩めの歩きだしから軽快である」といった、自動車評論家らしい(?)理由にはふしぎな説得力をかんじました。なにより明快な表現ですからね。

当時、イタリアの靴には装飾過多でヤワなイメージをもっていましたし、フェラガモについては、ハリウッド女優に履きやすくデザイン性の高い靴を提供したシューメイカー、といった程度の知識しかもちあわせていませんでした。 そこで出版されたばかりの『夢の靴職人 フェラガモ自伝』(サルヴァトーレ・フェラガモ著 堀江瑠璃子訳 文藝春秋)で勉強をはじめました。

本書は、フェラガモの成長や挫折、成功といった人生ドラマが綴られているのだけれど、それだけではない。 第十六章「健康な靴」や第十七章「靴の買い方と良い歩き方」といった、フィッティングにかんする見識の高さ、あるいは靴(足)にたいする愛情の深さにはただただ敬服するばかりです。 サルヴァトーレ・フェラガモというひと、かれのオリジナリティとクオリティを知りました。50点以上の写真も魅力的です。 ぼくのシュークロゼットには、フェラガモのオックスフォードの茶色の靴があります。テーラードジャケットを着るときに履きます。マッケイ製法のその靴はモダンです。そしてなにより、 一歩めの歩きだしから軽快です。

ファッション ジャーナリスト
大住憲生

Photography_TAKAKI_KUMADA
 
 
 
フェラガモ・ジャパン
  0120-202-170
 




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