|
![]()
|
|
|
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() ![]() 第13回 カーハートのカバーオール
ストリートブランドとしては、定番的なカーハートですが、実はワークブランドとしてスタートして以来、100年以上の歴史があります。 文=坂田真彦
Photo by Jamandfix
通称「ハートマーク」と呼ばれるロゴの由来
創業者のハミルトン.カーハートは、1884年23歳で家具や手袋の卸業会社として、ハミルトン.カーハート&カンパニーをミシガン州デトロイトに設立しました。 その後1889年には、わずか4台のミシンと5人の従業員でワークウェアの生産を開始し、最初のプロダクツとして、丈夫なダック地とデニムで作られたオーバーオールを発表しました。 これが、現在につづく、カーハート誕生の瞬間だったといわれています。
やがて、戦後の50年代前半にさらに耐久性を求めた結果、カーハートの特徴とされるトリプル縫製が生まれました。 1961年には、「ハートマーク」ロゴに変わって、ギリシャ神話に登場する豊かさをあらわす容器であるコーンナコピアからとった「コーンナコピアC」ロゴが発表され、これが現在までつづくロゴとなっています。 70年代にはより多くの人たちに商品供給をするために、カジュアルテイストなアイテムの生産にも力を入れだしたカーハートは、このころから、日本でもブランド名が浸透していきました。 最近では、90年代半ばから、カジュアルをより拡げたストリートウェアラインである「UK carhartt」が誕生し、本来のカーハートが持つ要素である耐久性や動きやすさに、ファッション性、デザイン性が加わり、ストリートでの人気を不動のものにしています。 「ユニオンメイド」記載の残る「ハートマーク」のロゴタグ
今回紹介するVINTAGEカバーオールは、左胸の「ハートマーク」ロゴから、推定すると、およそ1940年〜1950年代製のものと思われます。 カーハートの最初のプロダクツにも使われた、ダック地(麻の太糸を密に平織りした固くて厚い生地)の何度も洗いざらされた、生地感や色落ちのムラ具合もバランスがよく、コンディションは抜群です。
|
|