2010.09.08
ASPESI|アスペジ
洗練された定番のかたち、あたらしいベーシック
スタイリスト櫻井賢之さんが着こなすアスペジ「M-65」
スタイリストやエディター、ファッションと深くかかわるひとたちからの支持も熱いアスペジ。ここではOPENERSでもおなじみのスタイリスト、櫻井賢之さんが実際にアスペジのシグネチャーアイテム「M-65」を私物とミックスコーディネイトで着こなし、その魅力を語ってくれた。
Text by OPENERS
Photo by JAMANDFIX
ミリタリーでありながらモダン。洗練された雰囲気が魅力
クラフツマンシップ溢れるモノづくりをつづけ、多くのミラネーゼたちを魅了するブランド、アスペジ。素材やディテール、とことんこだわりぬかれた機能性、イタリアブランドならではの細身に仕上げられたサイズ感
──――その特長は多々ある。
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「M-65 ダカール ウィンター」8万850円(アスペジ/アスペジ・ジャパン)
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ここで紹介するのは、アスペジのシグネチャーアイテムである「M-65」のなかからダカール ウィンター モデル。USミリタリージャケットをリモデルしたものだ。
動きやすさをサポートする肩のバイスイング(アクションプリーツ)と呼ばれる折り込み、サイズ調整や防寒用のために裾とウエストに付けられたドローストリング、肩につけられたエポーレット(肩章)、フロントに配されたフラップ付きの4ポケット、ベルクロのストッパー付きの衿部、フーデッド……などなど、冬の砂漠用フィールドジャケットをベースにモディファイした「M-65」のディテールを踏襲しつつ、タウンユースにも活用できるシンプルでベーシックなデザインにアレンジされている。
さてそこで、スタイリスト櫻井賢之さんが語る、アスペジの「M-65 ダカール ウィンター」の良さとは?
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櫻井 アスペジに共通しているのは、全体的に細身で、ミリタリーアイテムでありながらミリタリーすぎない、ということ。大きすぎずタイトめのサイズが、日本人の体型には似合うと思います。軽いし、機能的だし、アメリカブランドのミリタリーものだとこうはいかない。本格的なミリタリーアイテムより、都会的というかファッション性が高いですよね。シルエットの出し方だったりバランスだったり……ブランド力を感じます。
上質素材との相性がいい製品洗いによるニュアンス
──アウターというイメージが強い「M-65」であるが、アスペジのダカール ウィンターにかんしてはジャケット感覚で羽織れる、ということが新鮮とのこと。
櫻井 ミリタリーアイテムは、そのままミリタリーふうに着こなすというよりは、エレガントにまとめるといいと思います。アスペジのダカール ウィンターは細身なのでエレガントな着こなしがばっちりハマる。コーディネイトのどこかにシルクのスカーフやカシミヤのストールを入れるとか。今日のロングブーツみたいに、ハラコ素材のラグジュアリーなアイテムを合わせるとか。
白シャツや白タートルネック、どこかポイント的に白を入れたり、ボトムスはチノパンやフランネル素材のパンツ、チェックのウールパンツでもいい。アスペジのM-65のいくつかのモデルは高圧で製品洗い染めしているので、ウールなどの上質素材との馴染みがいいんです。スーツに合わせても似合います。
──また、ディテールへのこだわりも見逃さない。
櫻井 ちょっとした部分に、ブランドのこだわりを感じますね。フロントのダブルジップや、カーゴポケットやトリプルステッチ。こういうディテールにこだわることによって、アイテムが洗練されて見えているのだと思う。
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フロントのダブルジップ仕様がこなれた雰囲気に仕上げてくれる。
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トリプルステッチは製品洗いされているからこその風合いが。
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──さらに、何年もずっとおなじモデルを出しつづけている定番だからこその良さもあるという。
櫻井 ずっと着られるというのも魅力的ですよね。定番の型なので流行り廃れがない。あと、まわりのエディターでも、アスペジのアウターをもっているというひとが本当に多い。軽いし、あたたかいし、着まわしも効く。冬のコレクション出張の時期にはもってこいなんですよね。ワードローブにぜひ1着もっておきたいアイテムですね。
櫻井賢之|SAKURAI Masayuki
スタイリスト。1971年東京都生まれ。出版社勤務を経て、2001年メンズのフリーランススタイリストとして活動開始。センスという感覚的な側面と知識に裏打ちされた理論性との、両方向の視点から生み出されるスタイリングに、業界からの信頼も厚い。現在はレディスもふくめて、雑誌をはじめ、広告(スチール、CF)、音楽、芸能等の分野で活動中。
アスペジ・ジャパン
Tel. 03-5464-6451
www.aspesi-japan.com