7月10日(日)まで、英国 ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)にておこなわれているヨウジヤマモトの展示公開展「Yohji Yamamoto」と同時開催されているギャラリー『ザ・ウォッピング・プロジェクト バンクサイド』での「Yohji's Women(耀司の女性たち)」写真展覧会の一部が、6月2日(木)から12日(日)まで、『ヨウジヤマモト青山店』で展覧できる。
Text by OPENERS
服、デザイナーの哲学、アイコン、空間、写真家がひとつの声となって語る一瞬
ニック・ナイト、イネス・ファン・ラムスウェールデとビノート・マタディン、ピーター・リンドバーグ、クレイグ・マックディーン、サラ・ムーン、パオロ・ロヴェルシ、マックス・ヴァドゥクル
──これまで世界を代表する尖鋭ファッション写真家たちが対峙してきたYohji Yamamoto。
今回の展覧会「Yohji's Women(耀司の女性たち)」は、デザイナー山本耀司氏からの強い女性たちへの讃美だ。そこに描かれているのはファッション誌の提唱する従来の美の概念に捉われない女性たち。陳腐なセクシュアリティから自立し成熟した心をもちあわせて、一見複雑に見える山本耀司の服をさらりと着こなす魅力的な女性たちである。
彼女たちからは、確立した価値観と、奥に湛えた美しさが服の袖をとおして溢れ出るかのよう。秘密をひっそりとうちに秘め、それを見え隠れさせながら、ひそかなセンシュアリティと謎を山本耀司の服に託している。