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津波被害を受けた農地を、塩害に強い「綿」へ転作 東北コットンプロジェクト発足 文=OPENERS
写真提供=東北コットンプロジェクト 東北の「農業再生」「雇用創出」「新産業」による震災復興を目指す東北コットンプロジェクトは、被災地の農業生産者が綿を栽培し、アパレル関連企業が紡績・商品化・販売をおこなうことで復興を支援する共同プロジェクト。原料である綿の栽培から綿製品の販売までの一連の工程をプロジェクト参加各社が「東北コットンプロジェクト」ブランドで統一して活動をおこなう。初年度の2011年は試験栽培期間として、宮城県仙台市若林区荒浜および名取市の2ヵ所で栽培を開始した。 荒浜地区の綿の花生産組合 組合長 赤坂芳則氏は、「東日本大震災による大津波で、家も作業場も機械も道具もすべて流失、仙台東部地域の農業施設も崩壊。田んぼや畑も、瓦礫や塩害で作つけ不可能になってしまいました。しかし、『この広大な農地をこのまま荒廃させてしまうわけにはいかない。一時も早くこの地を農業地帯として復興させたい』という想いから、その第一歩として、塩害に強いといわれる綿花の生産という、自分たちにとってまったく考えてもみなかった未知の農業へ挑戦することになりました」とコメント。
継続的に生産者、企業の参加を募っていくまた、名取地区の生産者である耕谷アグリサービス 専務 佐藤富志雄氏は、「3月11日の大震災により、76ヘクタールの水田のうち9割が津波の被害を受け、瓦礫や塩害のため稲作は不能となり、耕作放棄の状態です。この状況のなか、このプロジェクトの提案、協力を受け、綿の栽培に取組みました。なにせ、すべてが未経験ですので、チャレンジする気持ちでスタートしました。荒廃した農地に一点の明かりを見出したところです。今後の東北地域での農地・農業の復興復旧の一助になればと期待しています」と語る。東北コットンプロジェクトは、今後、2011年の試験栽培期間ののち、収穫実績を考慮しながら、生産者・参加企業を増やし、綿栽培面積の拡大によって農業再生・雇用創出を目指していくため、継続的に生産者・企業の参加を募っていくとのこと。 <今後の予定> 2011年8月ごろ(予定) 綿の花開花 2011年11月(予定) 綿の収穫 2012年初春(予定) 製品発表
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東日本大震災|東北コットンプロジェクト発足
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