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MEN’S Precious|メンズ プレシャス
2010.06.04

MEN’S Precious|メンズプレシャス

大人の男のための“モノ語り”マガジン

『MEN’S Precious』2010夏号発売

 
流行に左右されない“モノの本質”を追求したお洒落なライフを提案。流行に振り回されることなく、こだわる男たちが愛しつづけてきた名品や、知的センスに裏づけされたスタイルを紹介。ファッションアイテムだけでなく、こだわる男の高級な生活日用品、嗜好品、名店などを。そして、それらの背景にある歴史や物語を……。
 
文=橋本記一(MEN'S Precious編集長)
 

MEN'S Precious春号、好調御礼!

 
本年4月7日に発売しました、『MEN'S Precious 季刊化創刊号』は、おかげさまで、大変好調な売れゆきを示すことができました。首都圏の書店では売り切れ店が続出するなど、ご迷惑もおかけしました。この場を借りて、お詫びとともに感謝の気持ちをお伝えさせていただきます。ありがとうございました。
 
さて、この大好評だった季刊化創刊号につづいて、『MEN'S Precious 夏号』は旅とおしゃれの大特集号です。「用事がなければどこへも行ってはいけないと云うわけはない」──作家 内田百間先生は、こう言って、鉄道の旅に出ました。「出かけよう、かつてはじまりがなかったように いまは終わりのないそのものに向かって」──これはアメリカの詩人ホイットマンの言葉です。男にとって旅は、永遠のあこがれ。そして目的がなくても、なにかに突き動かされるように、旅をしたくなる。男にとっては旅そのものが目的で、なにかの目的で旅をするものではないのでしょう。
 
今回の『MEN'S Precious』は、こんな“伊達男たちの旅の物語”がテーマです。たとえば、ロバート・キャパ、たとえば檀 一雄、たとえばウインストン・チャーチル……そういった数々のこだわり男たちの旅への思い、その旅スタイルを解き明かします。
 

実録! ヘミングウェイが愛した“旅名品”伝説

 

 
なかでも出色の企画は「実録! ヘミングウェイが愛した“旅名品”伝説」。今年3月に出版された話題の書『ヘミングウェイの流儀』の著者 山口 淳さんが、その著書のなかで触れなかったあらたな事実について明かしてくださいました。来年没後50年を迎えるヘミングウェイは、その文学的研究や、酒、釣りといった部分での研究はこれまでも盛んになされてきたのですが、ファッションにかんしての研究はあまりなされてきませんでした。実際にどのブランドのなにを着ていたのか、どんなブランドが好きだったのか……。山口さんは、アメリカに残る膨大なヘミングウェイの買い物の領収書を分析。ヘミングウェイが実際に買ったもの、実際に愛したファッションブランド、旅アイテムを解き明かしました。時代を超えて、世界中でもっとも愛されてきたダンディズム作家=パパ・ヘミングウェイの旅名品にまつわるエピソード、山口 淳さんの文章がまた、出色! 旅とおしゃれとお酒を愛するひと、必読の記事です。
 

男たちよ! 名品を手に旅に出よ!

 
旅スタイル……といえば、旅に持っていく、あるいは旅に着ていく洋服についても知りたいところ。そこで今回の大特集は“旅の名品”です。はたして、旅に行くから名品ファッションアイテムが必要になるのか、それともその名品旅アイテムを身につけたいから、旅に出るのか!? 男にとってははたしてどっちかわからなくなるほどです。本特集では、「その旅名品を身につけたいから旅に出てしまおう!」そんな思いにさせてくれる、旅アイテムがびっしり紹介されています。
 

 
たとえば、旅先でもおしゃれを極める伊達男が愛する携帯用洋服ブラシとは? イギリス紳士が旅に持っていった不思議な折りたたみ傘とは? 人類初の月面着陸にも持っていかれた携帯用望遠鏡とは? 世界一贅沢な機内用アイマスクとは? 数々の著名画家たちが旅に持っていったという伝説のスケッチブックとは? 出張にもっとも便利なシワ知らずの絶品ジャケットとは? ああ、もう数え上げたらきりがないほど数多の旅名品。そのなかから60個を厳選、旅のプロたちの熱き推薦コメント付きでご紹介します。じつは私、この春号の製作を終え、明日から旅に出ます。旅を前にこの60個の旅名品の原稿を読んでいたら、あれもこれも欲しくなって……。気がついたら、なんと18個もの旅名品を買ってしまっていました。ああ! それはさておき、この60個はぜひぜひ、知っておくべき名品です!
 

キャンピングカーで荒野を目ざす

 
今回もうひとつぜひ読んでほしい旅記事があります。「キャンピングカーで荒野を目ざす」と題した、キャンピングカーの特集記事です。アメリカを代表する、スタイリッシュかつ本格派のキャンピングカー「エアストリーム」を主役に、キャンピングカーでの“旅の心”に深く切り込みます。アウトドアの記事ではありません。何百年何千年も前から男のDNAにすり込まれた旅への止められない欲望がテーマなのです。翻訳家 青山 南氏の文章が、私たちに、忘れていた男の旅心を奮い立たせてくれます。
 


 

この夏、白を制する男はおしゃれを制す!

 
ファッション企画では「真夏の白」の着こなし研究! これは見逃せません。紺×白のマリン風コーディネイトが大流行しそうな今シーズンですから、ぜひそのクールな着こなし術を学んでください。全14ブランドの白シャツの実力比較の記事、ラコステを中心としたポロシャツの研究、セルジュ・ゲンズブールとアンディ・ウォーホルのジーンズスタイルから導き出した大人のジーンズスタイル結論などなど、情報満載、提案てんこ盛りのファッション企画は、きっと今回も皆さまに満足いただけるものと信じています。
 


 

別冊付録「パテック フィリップ」の世界

 
最後になりましたが、「パテック フィリップ」の別冊付録もお見逃しなく。これはメンズ、ウィメンズ両方の時計を掲載していますので、パートナーとともにお楽しみいただきたい内容です。「パテック フィリップ」は、“未来永劫、自分たちのつくった時計を永遠に修理する”ことに大きな責務を感じ、日々努力と開発をつづける、まさにウォッチメーカーとしての矜持をもちつづけるブランドです。その「パテック フィリップ」の哲学、先進の技術と複雑優美な機能、長大な歴史を1冊に凝縮しました。人気の「カラトラバ」や「ノーチラス」など、カタログとしてもお楽しみいただける記事ですが、一番この記事で明らかにしたかったのは「パテック フィリップ」の時計つくりにかけた情熱と美意識です。それゆえあえて、“パテックのものつくり”が俯瞰して見えるように、メンズ・ウィメンズモデルを一緒に掲載しました。日本の雑誌界ではあまりやらないチャレンジです。こちらもぜひお楽しみください。
 
さあ、それでは、男たちよ! 旅に出よ! 目覚めよ、物欲! 物欲をめらめらと燃え上がらせ、旅名品、旅アイテムを手に入れて、それを身につけたいがゆえに、今年の夏はぜひぜひ旅に出てください! 私は一足お先にスオミへ、Be Flying Gentleman!
 
MEN’S Precious|メンズプレシャス
MEN’S Precious|メンズプレシャス
 
発売日|6月5日(土)
価格|880円
発行|小学館
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