Text by OPENERS
コレット・ミーツ・コム デ ギャルソンやヤン・コム デ ギャルソン、最近ではドーバー ストリート マーケット・トウキョウにルイ・ヴィトン アット コム デ ギャルソン……。骨董通りのコム デ ギャルソンのテンポラリーショップは、他者を拒む、あるいは否定することで成り立ってきたいわゆる“ブランドビジネス”という概念から、いともやすやすと、あるいは確信犯的に逃れ、ときには意外な“ライバル”たちと突然コラボレーションしてしまうという、独自のユニークなポジションを確立している。それはもちろんブランド本体がそうではあるのだが。
そして次のプロジェクトはブラック・コム デ ギャルソン。この春夏シーズンの“黒”に歩調を合わせるかのように、あるいはブランドの永世定番でもあるこの色をさらに進化させるとでもいうのか、ショップのレイアウトから取り扱われる商品からすべてを黒で埋め尽くす、というコンセプトのショップがスタートする。気になる商品ラインナップは、各ブランドからピックアップされるこのショップにふさわしい“黒”に加え、今回のテンポラリーショップ用にオリジナルも展開されるという。黒のはかり知れない豊かな表情に出会うため、今はまだ1月末としか明かされていないオープンを指折り数えて待つことにしよう。