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MARGARET HOWELL|マーガレット・ハウエル スタイリスト二村 毅氏が語る、マーガレット・ハウエル 文=OPENERS
写真=原恵美子 気に入ったら、飽きるまでおなじ格好でもOK去年のいまごろの季節は、パタゴニアやアークテリクスなどアウトドアブランドの地味な配色のハイテク素材アイテムにニューバランスを履くというスタイルを推していましたが、去年の夏ぐらいからジーンズをはくようになりました。自分のスタイルも変化して、仕事でのスタイリングにも反映してきています。ジーンズは、リーバイスの1947年モデルが、自分には普通でスマートでちょうどいい。それ以前の年代のモデルは太すぎてワーカー色が強く、それ以降のモデルはスマートすぎる感じですね。1947年モデルを糊を落とさないではいていて、洗濯もあえてドライクリーニングに出しています(笑)。 ジーンズが基本スタイルになったら、紺色ばかりに目がいって、今年の春夏も、いかに紺色を重くなく着こなすかがひとつのテーマになっています。雑誌などの編集ページでも紺色はよく使っていますね。 ジーンズになった理由? それ以前のハイテクの裏返しという部分もあるだろうし、少し遠ざかっていたジーンズをはいてみようと思ったのがきっかけですね。最近は、「毎日おなじ格好している」って言われています(笑)。
トレンドではない側にいるマーガレット・ハウエルの強さマーガレット・ハウエルの服を見ていると、“ハートが強いファッション”という感じを受けます。デザイナーのマーガレット・ハウエルさんは女性ですが、彼女がのみの市で見つけたメンズの靴のラスト(木型)がいいから、それを参考に靴をつくるとか、そういう芯の強さ、主張がきちんとある。トレンドを追っていない点も、自分の仕事や考え方にもつうじるところがあって共感できるし、彼女の服にはトレンドに左右されない強さから生まれてくる美しさを感じますね。コンサバティブやプレーンを否定していないところがカッコイイ。しかもコストパフォーマンスにも目が配られていて、とても納得できます。 この神南店は、インテリアや音楽、アートなどサブカルチャーも好きな僕にはとても居心地がよくて、モノをつくっているひとであるマーガレット・ハウエルさんのセンスに共感できます。服や家具や小物まで、インテリジェンスがあってスマートで、絶妙にゆるいという一貫性もある。マーガレット・ハウエルには、このまま進んでいってほしいですね。
いま、ファッションにできること僕は、服をつくっている側ではありませんが、被災された縫製工場や生地屋さんなども多いと聞いています。僕たちのレベルでも即効的なチャリティなどいろいろできるとは思いますが、いまの現状では、災害を受けていない一人ひとりが一生懸命働いて、きっちり税金を納めて、国がしっかり復興にまわせるようにするしかないと思います。 個人的に考えているのは、いま被災した学校を調べていて、学校が復興したときにサクラの苗を送ろうと思っています。 それぞれのスタンスで元気よく、強く発信して、みんなで復興していきましょう。
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MARGARET HOWELL|スタイリスト二村 毅氏が語る、マーガレット・ハウエル
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