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ジャケット4万9350円、シャツ2万5200円、ネクタイ1万3650円(すべてマーガレット・ハウエル)
MARGARET HOWELL|マーガレット・ハウエル この人に喜んでもらえるような雑誌をつくりたい
1948年創刊という生活雑誌『暮しの手帖』編集長にして、中目黒にあるブックストア「COW BOOKS」代表の松浦弥太郎さん。 2006年に『暮しの手帖』の編集長に就任して、読者層を大きく変えていこうと思ったとき、マーガレット・ハウエルさんのことを考えたという。 まとめ=オウプナーズ
写真=中村雅彦
マーガレット・ハウエルのショップで服を選ぶのは、ひとに会いに行くような感覚です
──松浦さんとマーガレット・ハウエルの服の出会いから……。 僕が23、4歳のときにつきあっていた女性からマーガレット・ハウエルの白いシャツをプレゼントしてもらったんです。それでブランドをはじめて知って、その上質でスタンダードで新しいのにとても感激しました。マーガレット・ハウエルの良さは彼女に教えてもらったようなものですね。
マーガレット・ハウエルさんという女性がつくる服や彼女のライフスタイルを知るほど、彼女にとってちょうどよいものが上質で、またスタンダードでもあるという思いが僕のなかにずっとあって、その存在そのものに上質な暮らしを感じていました。 その感覚ってなんだろうと考えたとき、それはクリエーションしているハウエルさん自身なんですね。彼女は創作活動とおなじぐらい暮らしを大切にしているから、ショップで服を選ぶときになにかを感じる。それはひとに会いに行くような感覚なんです。
──新しさはどこで感じていますか? それは基本は変わらないけど成長しているところでしょうね。いわば、変わらないために変わる努力をされていて、それはとても正しいと思うし、そこに新しさがある。 さらに柔軟さも学べて、『暮しの手帖』をつくっていて、マーガレットさんの活動や考えていることから大事なことを学ぶことがとても多いんです。 着ていて心地よくて、新しいもの。新しくないとイヤなんです
──松浦さんのファッション観をお聞きします。 若いころは服が好きでなんでも着ましたね。とくに10代後半に古着を知って、古着を着ることで自分の個性を楽しむことができるのを知りました。 古着を着ることで感じた自分らしさや、肌で感じたスタンダードなものの上質さなどは、いまの僕のファッションのベースになってるのかなと思います。
──まさに『暮しの手帖』そのものですね。 マーガレット・ハウエルの服を着て、似合うひとになることが、自分にとっての人生のひとつのものさしなのかもしれないですね。 そのためには自分の生活を大切にするべきだし、家族や社会との関係、いわゆる社会性において成長することが上質な生活をつくることになっていくと思います。 ──ありがとうございました。
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MARGARET HOWELL|松浦弥太郎インタビュー
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