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2007.07.17

最近、日本酒飲んでますか?

「和醸和楽(わじょうわらく) 〜SAKEアカデミー〜」設立記者発表会

今年上半期ではビールの消費量も減少し、若者を中心に“酒離れ”といわれているなか、全国の著名蔵元20と有力酒販店23の43社が一同に会した日本酒の啓蒙・普及団体「和醸和楽〜SAKEアカデミー〜」の設立記者発表会が7月13日に行われた。

手造り日本酒にこだわる蔵元と、酒販店が一緒に活動し、そのメンバーは“酒文化”の次代を担う30代・40代が中心。さまざまな活動を通じて、日本酒のイメージチェンジを目指すという。

写真=Jamandfix
人気希少銘柄がずらっと並ぶ。設立記者発表会は、銀座の「カフェ・セレ」にて開催

日本酒は“国酒”である

日本酒は昭和48年をピークに、年々消費量が減少しているそうだ。そういう衰退の現状をなんとか打開しようと集まったのが、全国各地で手造りの日本酒にこだわる人気銘柄蔵元と、酒文化の向上に前向きな酒販店の若い世代たち。

記者会見のなかで、会長の西田 司さん(西田酒造店社長・青森県)は、「日本酒は“国酒”とされていますが、セレモニーやイベントでの乾杯は、そのほとんどが西洋の酒です。日本人としてこれは本当に悔しい。この和醸和楽〜SAKEアカデミー〜の活動を通じて、日本酒で乾杯するというのを広め、根づかせたい」と熱く語った。

とくに若者を中心としたアルコール離れにはかなりの危機感を抱いていて、「活動の合い言葉は“0杯を1杯に”しよう」という。酒好きの1杯を2杯、3杯にするよりも、0杯を1杯にするほうに力を入れるそうだ。
日本酒文化をリードする次代の担い手たちが一堂に会した

日本酒を楽しむ方法を模索

飲み方の手軽さと希少銘柄ブームに乗ってすっかり定着した焼酎や、ポリフェノールなど健康志向にマッチしたワインに比べると、日本酒をとりまく状況は、旧態然とした印象を受ける。

そこで、和醸和楽〜SAKEアカデミー〜では、まず全国16県20社の蔵元と、全国14都府県23社の酒販店が一致団結して、

●新規日本酒ファンの掘り起こし
●現代のライフスタイルに合った飲み方の提案
●新感覚のおつまみレシピの開発・紹介
●おしゃれな日本酒グッズの開発
●伝統文化としての日本酒文化の啓蒙(SAKEアカデミー)
●世界への日本酒の魅力発信
●飲食業界を巻き込んだ日本酒業界人のスキルアップ研修
●ITや携帯など次世代媒体を使った日本酒の啓蒙活動

などを行っていくという。

実際に、設立記者発表会のあとには、冷酒とチーズのおつまみが会場で振る舞われた。
冷酒とご一緒に

これからは和醸和楽〜SAKEアカデミー〜が中心となって、まだ“おいしい日本酒”と出会ったことのない層へのアピールや、そういう出会いの場の創出などにも積極的に関わっていくそうだ。

●参加蔵元の代表銘柄

田酒・喜久泉、南部美人、十四代、雅山流、日高見、乾坤一、飛露喜、国権、鳳凰美田、いずみ橋、御湖鶴、佐久の花、磯自慢、黒龍、天狗舞、五凜、醸し人九平次、宝剣、東洋美人、土佐しらぎく、三井の寿

公式HP http://www.wajowaraku.jp/
中央/和醸和楽の会長、西田 司さん(西田酒造店社長・青森県)、左/副会長の小倉秀一さん(いまでや社長・千葉県)、右/副会長の水野直人さん(黒龍酒造社長・福井県)
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