
2010.09.03
この秋は、最高に楽しいオペラを観よう!
東京二期会オペラ劇場 『魔笛』 開幕
モーツァルトが作曲した、生涯最後にして最高のオペラ『魔笛』。鬼才・故実相寺昭雄氏の演出版『魔笛』が、9月9日(木)から12日(日)まで新国立劇場オペラパレスで上演される。
Text by OPENERS
実相寺昭雄氏の演出と日本語台本のオペラ・ファンタジー
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ザラストロと同志たち
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円谷プロ協力のもと、アニメふうの衣裳や空飛ぶ円盤、王子タミーノのアリアで森の動物たちが登場するシーンで踊る懐かしの怪獣たち……なんともチャーミングなキャラクターたちが多数登場する『魔笛』は、テレビ『ウルトラマン』シリーズや映画『帝都物語』などで知られる演出家・映画監督の故実相寺昭雄氏が演出を手がけた不滅のオペラ。
2005年の初演、2007年の再演につづいて3度目の上演を迎える本作は、ぜひ生で聴きたい心躍る名アリアの数々はもちろん、歌詞は原語(ドイツ語)、実相寺監督が生前に書き下ろしたセリフにはキラリとしたエスプリが光り、新国立劇場の舞台を縦横無尽につかってすばらしい異空間へと誘う。
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パパゲーノと魔木
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ストーリー
夜の女王に仕える3人の侍女が、大蛇に追われた日本の王子タミーノを助ける。王子が気を失っているあいだにパパゲーノが登場、王子を助けたのは自分だと自慢する。侍女たちは王子に夜の女王の娘パミーナがザラストロに誘拐されたと知らせる。彼女の絵姿に一目惚れした王子は、パパゲーノをお供に救出へと向かう。ザラストロの神殿に到着すると、彼はじつは聖人で、パミーナは無事だった。ようやくパミーナと出会った王子は、彼女と結ばれるために、パパゲーノとともに沈黙の試練に挑む。一方、パミーナは母・夜の女王に「ザラストロを殺せ!」と命じられるが……。
魔法の笛に守られながら、タミーノはパミーナとともに火と水の試練に打ち勝ち、聖なる仲間にくわえられ、パパゲーノもパパゲーナというかわいいパートナーを得て、パパパの二重唱で生のよろこびを歌う。「不正と闇は去り、賢き者に栄えあれ」。
パミーナに邪心を抱いていたモノスタトスは夜の女王側に寝返り、ともに復讐を試みるが落雷とともに打ち砕かれると太陽の世界があらわれ、人びとは叡智と神々をたたえる。
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Theodor Guschlbauer|テオドール・グシュルバウアー
指揮者。1939年ウィーン生まれ。最初ピアノとチェロを学び、のちにハンス・スワロフスキーのもとで、指揮教育を受けた。またロヴロ・フォン・マタチッチ、ヘルベルト・フォン・カラヤンに師事した。1969年よりリヨンのオペラの首席指揮者を皮切りに、1975年からはリンツ州立劇場の音楽総監督、1983年より1997年までストラスブール・フィルの首席指揮者、1997年から2001年までは、ラインランド=プファルツ州立フィルの音楽総監督を務めた。オペラの分野では、ウィーン国立歌劇場をはじめ、ハンブルク、バイエルン、ケルン、パリ、ジュネーブ、ブリュッセル、リスボンの劇場で指揮をしている。
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王子タミーノ
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東京二期会『魔笛』 オペラ全2幕
公演|2010年9月9日(木)18:30、10日(金)18:30、11日(土)15:00、12日(日)14:00
会場|新国立劇場 オペラパレス(初台)
主な配役|
9月9日(木)/11日(土)
ザラストロ:小鉄和広、タミーノ:小貫岩夫、弁者:多田羅迪夫、夜の女王:安井陽子、パミーナ:増田のり子、パパゲーノ:大沼 徹、パパゲーナ:鈴木江美ほか
9月10日(金)/12日(日)
ザラストロ:大塚博章、タミーノ:鈴木 准、弁者:原田 圭、夜の女王:針生美智子、パミーナ:嘉目真木子、パパゲーノ:友清 崇、パパゲーナ:鷲尾麻衣ほか
魔木:寺田 農(全日・特別出演)
合唱:二期会合唱団/管弦楽:読売日本交響楽団
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入場料金|
S 1万5000円、A 1万2000円、B 9000円、C 7000円、子ども 5000円*
*鑑賞なさる保護者と同伴の小・中学生が鑑賞する場合の料金です。子ども席のみのお買い求めはできません。
二期会チケットセンター
Tel. 03-3796-1831
FAX. 03-3796-4710(平日10時〜18時/土 10時〜15時 日・祝休)
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