Web Magazine ウェブエンジニア募集中rumors.jp
OPENERS
About Site Map Mail Magazine RSS twitter.com/OPENERS_jp www.facebook.com/OPENERS.jp
FASHION/ファッション情報WOMENCAR/自動車情報WATCH & JEWELRYCASALOUNGESHIFT JAPAN!BLOG
写真=新津保建秀
Music|TOKYO Tips
2009.09.02

渋谷 慶一郎|Keiichiro SHIBUYA

先鋭的ミュージシャン、渋谷慶一郎

完全アコースティック、ピアノソロアルバム 『ATAK 015 for maria』 リリース

2002年に音楽レーベル「ATAK」を発足させて以来、一貫してテクノロジー、サイエンスと音楽の関係をもっとも先鋭的に探究してきた音楽家である渋谷慶一郎。2004年に発表したファーストアルバム『ATAK000 Keiichiro Shibuya』は「電子音楽の歴史のすべてを統べる完璧な作品」と評され、2006年には複雑系研究者である東京大学教授の池上高志氏と三次元立体音響によるサウンドインスタレーション「filmachine」を発表し、ベルリンでも高い評価を受けた。
そんな彼が、まさかの完全アコースティックのピアノソロ作品『ATAK 015 for maria』を9月11日にリリースする。

Text by OPENERS
 

“気配”が感じられる音楽を


じつに2年7カ月ぶりのフルアルバムとなる本作は、エモーショナルなピアノの旋律が美しい、渋谷の作曲、演奏によるピアノソロアルバムだ。今作を紹介するにあたって、彼の公私にわたるパートナーである妻マリアの他界について言及しなければならない。 彼女の他界による喪失感は、渋谷に「まるでそこで誰かが弾いているように聴こえるCDが作りたい」という思いを抱かせた。

“そこで誰かが弾いているような気配”を実現させるために、渋谷ピアノをかつてない解像度でレコーディングし、CDにおとしこむことに徹底的にこだわった。彼が信頼をおくエンジニア、オノセイゲンとのレコーディングは非常に高解像度な録音を可能にするDSD方式で行われ、さらにミックス、マスタリングもDSDデータのままひとつづきの工程でおこなわれたという。

音を科学することに身を投じてきた渋谷の知識と技術を駆使することで、彼の“思い”は現実のものとなったのだ。

 

亡き妻、マリアに捧げられた “生きている”音


「このアルバムをマリアが喜ぶように、最上のクオリティで完成させなければ、という気持ちはレコーディングからマスタリングまでずっと頭から離れなかった」と言う渋谷。
マリアの誕生日にあたる、ちょうど去年の9月11日におこなれた追悼のコンサートのためにつくられたアルバムタイトル曲「for maria」で幕を開ける今作。つづく「BLUE」は、8年前におこなわれたコンサートでマリアがはじめて聴いた渋谷の曲だ。そして3曲目「sky riders」。耳残りの非常に良いイントロは、なんとマリアが鼻歌で口ずさんでいたフレーズなのだという。それを最大限に活かすため、渋谷は極力3コードのみを用いてこの曲を完成させることを自分に課した。

ロマンティシズムと刹那が痛いほどに感じられるピアノの美しい調べ。そして、その音は確実に“生きている”ように聴こえる。ピアニストであり、作曲家であり、音にまつわる最先端のテクノロジーを駆使することのできる渋谷慶一郎でしかなしえなかった、究極のアコースティック、ピアノソロ作品が誕生した。
 
渋谷氏へのインタビューは来週公開予定!
 
タイトル|ATAK015 for maria
アーティスト|Keiichiro Shibuya
価格 |2500円
リリース|2009年9月11日
発売元|アタック・トーキョー
info@atak.jp

http://www.amazon.co.jp/ATAK015-maria-Keiichiro-Shibuya/dp/B002LFZFPC/ref=pd_sim_m_1


渋谷慶一郎|Shibuya Keiichiro
東京芸術大学音楽学部作曲科卒業の音楽家。2002年に「ATAK」を設立。音楽レーベルとして国内外の先鋭的な電子音響作品をCDリリースするだけではなく、デザイン、ネットワークテクノロジー、映像など多様なクリエーターを擁し、精力的に活動を展開。現在までに作曲家の高橋悠治や複雑系研究/東京大学准教授である池上高志らと、分野を横断する共同作業を継続的に行ってきた。2006年には三次元立体音響とLEDを駆使したサウンドインスタレーション作品「filmachine」を山口情報芸術センター(YCAM)で発表。2007年にはそのCDバージョンとして音像の縦移動をふくむ世界初のヘッドフォン専用の三次元立体音響CD『ATAK010 filmachine phonics』をリリース。また、国際交通安全学会の依頼により歩行者横断用信号の音楽の作曲も手がけ、銀座交差点で実道実験をおこない大きな話題となった。2009年には欧州と日本にて「ATAK NIGHT4ツアー」をおこなう。 2009年から2010年にかけてはピアノソロによるコンサートツアーが国内外で予定されている。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
 


ACCESS RANKING/アクセスランキング
 
 



RECOMMENDED/おすすめ



Fortune-Telling FOR OPENERS! 毎日の12星座占い&ハワイアン マナ カード&タロットカード
上へ戻る    
HOMEloungeMUSIC|Tokyo Tips > MUSIC|渋谷慶一郎、『ATAK 015 for maria』リリース