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![]() 写真=高田みづほ
EVENT|THE ROOM 18周年アニバーサリーパーティー「GAMBLE」開催! 沖野修也(Kyoto Jazz Massive)×DJ KAWASAKI 師弟対談 (3) お金で買えないものを僕は手にいれたんだと思っています──沖野
──いれ替わりのはげしい業界で18年変わらず存続しているのには頭が下がります。 KAWASAKI それは沖野さんがアーティストとして音楽的にブレていないから、お店の音楽性もブレずにきた結果なんです。それはお客さんやほかのクラブのスタッフにもよく言われることですが。 ──確固たる音楽発信の場所として認知されているということですね。 沖野 そうですね、アジアや欧米など海外からもお客さんが来てくださるんですよ。ロスから一泊二日で来てくれた方もいました。僕らがかつてロンドンやニューヨークのクラブに行っていたように、THE ROOMに行きたいって海外から足を運んでいただけるのは本当に光栄なことです。
そういうハプニングも起こるし、お客さんはもちろんのこと、アーティストの方もよろこんでくれる。それってお金に替えられないものじゃないですか。儲かるとか儲からないとかっていう話じゃないんです。あわよくば儲けたいなんて下心もあってはじめましたけど(笑)、結果、お金じゃない。お金で買えないものを僕は手に入れたんだと思っています。 そもそもこの店をつくること自体が賭けたった──沖野
──今回のアニーバーサリーパーティーはどんなパーティーになりますか? 沖野 タイトルは“18”にかけて“一か八か”、で「GAMBLE(ギャンブル)」にしました。 そもそもこの店をつくること自体が賭けたったんです。ここをオープンしたとき僕は25歳、ちょうど「J TRIP BAR」が閉まって、渋谷は終わったと言われていたときだったんです。それに当時クラブは日替わりでジャンルを変えるのが当たり前だったんですが、THE ROOMではジャズやソウル、ファンクなどを混在させ、ワンジャンルで一週間通すというポリシーのもとスタートさせたので、同業の方たちからはそんなことで成立するわけがないと言われていました。
それに、いまでこそDJや音楽プロデューサーって市民権を得ていますけど、当時名のあるスDJって限られていたんです。藤原ヒロシさん、大貫憲章さん、小林 径さん、木村コウさんなど数えるほどしかいなかった。僕がクラブをオープンしたように、いろんなDJたちが音楽で食っていこうって決断したこと自体も賭けだったと思うんです。一か八かでスタートしたこと、そしてみなさんがリスクを負ってやってきたもの。そんな意味をこめてイベントのタイトルを「GAMBLE」にしたんです。 今回のパーティーでは3日間毎日コンセプトを変えています。1日目の「GROOVE」ではおもにヒップホップやファンクを。2日目はジャズ、ハウス問わず若手をDJ中心とした「EDGE」。最終日は「LEGEND」というタイトルのもと、THE ROOMがオープンする前から東京で活動してきた大御所メンバーでとりを飾ります。 KAWASAKI オープン当時から活躍している「LEGEND」の方々と、今のTHE ROOMのイベントを代表する若手とが一緒にやる記念すべきイベントです。昔から来てくれているお客さんには「EDGE」を、いま来てる若いひとたちには「LEGEND」を見て、THE ROOMをもっと知ってほしいなと思います。そういう意味では、できれば3日連続で来てほしいですね。 沖野 そうですね、みじかい時間でもかまわないので3日来てほしい。そこで18年間の音楽の変遷だったり、THE ROOMの歴史みたいなものを体感してほしいなと思います。 ──ありがとうございました。
THE ROOM
東京都渋谷区桜丘15-19 第八東都ビルB1F Tel. 03-3461-7167 ww.theroom.jp
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