2月22日(火)から26日(土)まで東京文化会館 大ホールで開催される東京二期会オペラ劇場『サロメ』では、23日(水)の公演終演後におこなわれる演出家コンヴィチュニー氏と公演監督 多田羅迪夫氏によるアフタートークを、ストリーム配信サイト「USTREAM」(http://www.ustream.tv/channel/salome)で生中継する。
Text by OPENERS
ペーター・コンヴィチュニー氏の生の声を聞ける貴重なチャンス!
紀元前後のエルサレム。領主ヘロデの宮殿で夜宴が催され、美しい娘サロメは、義父ヘロデからの愛欲の目を避け、古井戸に幽閉される預言者ヨカナーンを誘惑するが、ヨカナーンから逆に呪いの言葉を投げかけられる。「望みのものをなんでもあたえるから」と踊りをせがむヘロデを前に、サロメは妖艶に踊り、その見返りとしてヨカナーンの首を所望する……。
演出家コンヴィチュニー氏は、この19世紀末的退廃の物語を、地下室を舞台に、現代に生きる私たちへのメッセージとして鮮やかに甦らせる。閉ざされた空間への移行が、政治的・経済的に逼迫(ひっぱく)した現代社会の閉塞感をあらわし、そこで展開されるモラルのない性的にも乱れた世界は、現代社会の荒廃した姿を映し出す。そして誰にも想像がつかない感動の結末へ。
今回の日本公演のあとはスウェーデン公演を残すのみとなった『サロメ』のアフタートークにアクセスしよう。