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Carsten NICOLAI ≪autoR≫ 2010
Photo: René Zieger Courtesy Galerie EIGEN + ART, Leipzig/Berlin and The Pace Gallery
タイトルは「OUR MAGIC HOUR−世界はどこまで知ることができるか?―」 「ヨコハマトリエンナーレ2011」開幕!(1)
3年に一度の現代アートの祭典「ヨコハマトリエンナーレ2011」が11月6日(日)まで3カ月間、横浜市の横浜美術館や日本郵船海岸通倉庫(BankART Studio NYK)をメイン会場に開かれている。
文=谷中朋未
時を越えたボーダレスな作品を展示4回目となるヨコハマトリエンナーレ2011のタイトル「OUR MAGIC HOUR−世界はどこまで知ることができるか?―」。総合ディレクターに横浜美術館の逢坂恵理子館長をむかえ、科学技術が高度発達している現代においても、まだまだ科学や理性では説明できない不思議、魔法のような力、神話、アニミズムなどにスポットを当てた。日本郵船海岸通倉庫や今回はじめてメイン会場となる横浜美術館を中心に、ヨコハマ創造都市センター(YCC)などの屋内外に国内外の77組、79人のアーティストらによる300点以上の作品が展示される。
日本郵船海岸通倉庫では、生の素材を使ったインスタレーションを展示注目すべきはそのアーティストたち。日本を代表する荒木経惟、横尾忠則、オノ・ヨーコをはじめ、ウーゴ・ロンディノーネ、カールステン・ニコライ、クリスチャン・マークレーらそうそうたる顔ぶれが並ぶとともに、今村遼佑や金理有、八木良太ら若手のアーティストも多く参加。さらに、そのなかには“幕末の鬼才”と呼ばれた浮世絵師 歌川国芳や、妖怪コレクションで知られる湯本豪一コレクションといった、歴史を越えた作品もふくまれる。一見、時代やジャンル、文化などがことなるととらえられがちな多彩な顔ぶれ、作品たち。しかし、作品をとおして対峙・対話し、関係性をもつことであらたな解釈や創造が生まれ、分類やカテゴリーにとらわれない自由な鑑賞の旅を楽しむことができるという主催者の想いが込められている。 また、普段は若手アーティストらの創作の現場となっている日本郵船海岸通倉庫(BankART Studio NYK)では、植物や霧、砂といった生の素材をもちいた大型のインスタレーションや、会場でアーティスト自身が直接つくり上げる彫刻作品などを紹介。現代アートの醍醐味をめいっぱい味わえるダイナミックな展示内容となっている。
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