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僕の下手な撮影テクでも、しっかり絵になるのは、やっぱり素(もと)から美しいおふたり、そして百戦錬磨のプロの技
島田 明|Life is Edit. #025 華知ある女性 ひとつのモノによって惹きつけられ、生まれるあたらしい“なにか”。 編集者とは、まさにそんな“出合い”をつくるのが仕事。 そして人生とは、まさに編集そのもの。 ──編集者、島田 明が、出会ったヒトやモノ、コトの感動を紹介します。 写真・文=島田 明 今回は25回のわたしの連載のなかで、初の女性のお話。 映画『陽暉楼』で日本アカデミー賞 主演女優賞を獲得し、数々の映画、ドラマ、舞台で活躍する大女優、池上季実子さん(季実姉さん、と呼ばせていただいてます汗)。そしてモデルだけでなく、最近は映画にも出演したアンジェラ、一挙、おふたり、しかも絶世の美女の登場です。 〜きっかけはモンゴル800の清作くんとその仲間季実姉さんとは、いまから3年ほど前、よく遊んでいた友人の土橋君と、その仲間のモンゴル800の清作くんたちとワイワイやっていたころに知り合いました。当然、出会ったときからオーラが尋常ではありませんでしたが、ご本人はじつにフランク&おおらか。そして不肖わたくしめにも、イロイロと気を配っていただきました。
僕自身が一番こだわっていたポイントをしっかり突いてくる、その審眼美の高さに、僕は驚き、そして喜んだものでした。わかるひとはわかってくれる、それがただただうれしかった。
その出来事以来、“ちがいのわかる大人のいい女”、季実姉さんは、僕のなかでは、そんな存在です。 〜お兄ちゃんのEWANの妹としてアンジェラといえば、僕のよき弟分であるEWANの妹、という位置づけでした。EWANの事務所に遊びに行けば、かいがいしくEWANの手伝いをしている、そんな印象で、当然、モデルとしての活躍ぶりは知っていましたが、あまりに近すぎて(笑)。
アンジェラは、まだ若いのに、とってもクレバーで、とってもクール。そしてひとに優しくて、情に熱い。ひとことでいえば“じつにいい奴”です。仕事の話やプライベートの話、なんでも相談できる、とっても貴重な友人のひとりです。
そんな彼女が、演じること、そして女優を目指すことにかんして、僕に相談をもちかけてきたのですが、演じることについては、ちょっとぼくは門外漢なので(汗)、ああ、そうだ、こういう話は季実姉さんに相談するのが一番だ、ということで、夢の2ショットが実現したのでした。 〜情熱をもって、コツコツとやることの意義ふたりを知る僕は、最初からこのふたりは、きっと合うな、と思っていました。なぜなら仕事に対する誠実な向き合い方や、ひとに対する気配りの仕方が非常に似ていたからです。僕の予想はバッチリ当たり、ふたりは仕事からプライベートから、のっけから深く話が進みあっという間に時間は過ぎていきました。 僕も交えて、その多くの話題に登ったこと。それは、いま表現者の危機だ、ということです。 編集者でも、モデルでも、女優でも、なにかを演じ、なにかを表現することは、なにかを生み出そうとする強く熱い想いが大事。でも、その熱さが、皆、足りてないのではないか? そういう熱が昔に比べて現場に少なくなってきている、それは3人の共通の悩みでした。 でも諦めてはいけない。どんな小さなことでもコツコツと自分から発信していけば、「雨だれ、石をうがつ」のことわざじゃないけれど、きっと風穴を開けることができる。 そんなことを3人で確認し合いながら、夜は更けていきました……。 季実姉さんとアンジェラ。彼女たちのような表現者、同志がいるだけで、僕は勇気づけられます。編集者として、ひととして。そして僕は更に前に進まなければ、そう思い誓った、じつに有意義な夜なのでした。
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