|
|
|
|
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() ![]() 第1回 「占い」について言いきる
鳴り物入りではじまる新企画、坂本龍一の「上から」言いきる....は、 「俺に悩みなどない!」と言いきる教授が、みなさんのお悩みを解消するコーナーです。 日ごろから抱えているモヤモヤやギモンを、おもいっきり、教授にぶつけてください! 第1回は特別編として、雑誌『ENGINE』の鈴木正文編集長からの質問です。 まとめ=オウプナーズ
Photo by Jamandfix
神様が怒っているらしいから、仕切りなおしてお金、キャンディ、ガソリンの順番でわたしたら、機嫌をなおしてくれて、ようやく占ってくれました。 環境問題に関心があるから、「このままいくと地球はどうなるのでしょうか」と聞いてみたら、おばあちゃん占い師、その質問が理解できないんですね。 「うーん、モンゴルでは、新しい大統領が出てくるだろう」とか。いや別にモンゴルのことを聞きたいわけじゃないんだけど(笑)。でも彼女にとってはモンゴルが“地球”だから、いわゆる地球全体という概念がないんですね。 ちなみに、普通のモンゴルのひとはどんな質問をするんですか、と逆に聞いてみたんですよ。 そうしたら、だいたい「迷子の家畜はどこにいるか」という質問が多いらしい。おばあちゃんは「あそこの山の向こう側にいる」ということは見えるらしいです(笑)。 科学と非科学の関係
占いとか、前世がどうのとか、そういうことよりも、占いやシャーマニズムについての人類学的、民俗的な興味はあるんです。 たとえば錬金術師としても知られるニュートンも、数学や観察については科学的だったけど、占星術的な部分ももちあわせていた。科学と占星術的なものは、ニュートンの時代でもまだ分かれていなかった。 ヨーロッパでもそうだし、もっとまえのエジプトやインカやマヤの文明だって、天文学のような科学的なものと、占星術のような非科学的なものが分かれていなかった。 占星術的というか、スピリチュアルな部分と、科学を分けてしまったのが近代なんでしょうけど、占いのようなものを求める人々の気持ちはきっと変わっていないんでしょう。 歴史がそう示しているように、人間は誰しも、占星術的なものへの関心をもってきたんだろうし、僕もそういう意味で占いのようなものに関心がないわけではないんです。 占いは、世界の解釈の仕方
でも、だからといって「自分の恋の相手は誰か?」とか「私は仕事を見つけられるでしょうか?」とか、なんでそんなことひとに聞くんだ?とも思います(笑)。 そういうひとは、たぶん、占い師に聞くまえに既に答えがわかっているんでしょう。 だから、「占いに頼る=弱いひと」とは言いきれない。見せかけの弱さのような気がします。その時間を楽しんでいるんじゃないかな。 だからそんなひとには、こう言いきりましょう。 「占いなんか頼らず、自分を信じろ!!」
|
|