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待望のニューアルバム 『PHANTOM girl』 5月19日リリース 坂本美雨インタビュー (後編) 文=オウプナーズ
写真=原 恵美子
森本千絵さんの絵から浮かんだ、アルバムタイトルインタビュー前編で坂本美雨さんは、「今回のアルバムは、私と同世代の女性に届けたいと思ったんです」と語った。音同様に、その思いはジャケットやプロモーションビデオのアートワークにもあらわれている。──今回の『PHANTOM girl』は、アートワークも明るくて楽しくて斬新ですね。 アートディレクターの森本千絵さんとアルバムでは4作目になりますね。彼女は私のいちばん近くにいる友人でもあって、“明るいモノをつくりたい”というのは、彼女といっしょにいるときに導き出されたんです。いっしょに旅行したときに、ファンタジーがどれだけひとを自由にするかっていうことを話していて、「そういうものをつくれたらいいね」って。 ──アルバムの完成については? 音が完成してすぐ聴いてもらったら、すごくよろこんで「全曲に映像をつくりたい」と言ってくれて、「サウンドトラックから発生した映像があっていいんじゃない?」って提案してくれました。それでプロモーションビデオの話をはじめたときに、彼女が絵を描き出して、この子が生まれたんです。 ──ジャケットの動物? ですね。 怪獣(かいじゅう)ですね。千絵さんと私のあいだのキイワードが怪獣(かいじゅう)で、この子が千絵さんの絵から生まれてきてから、『ファントム・ガール』ってタイトルが浮かんだんです。 ──ファントム・ガールの意味は? 象徴としてそう呼んでいるので直訳はできないんですが、女の子が誰もがもっている本性、衝動、ほとばしる本能ですね。たとえば、好きなひとにどうしようもなく会いたくて走り出したりとか、楽しくて急に踊りたくなっちゃったりとか。または、社会のなかで暮らしているときには顔を出さない、彼女の素の部分の象徴です。そういう怪獣(かいじゅう)が、ひとりひとりのなかに潜んでいるはずです。 ![]()
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