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LOUNGE INTERVIEW
2009.08.03

TOKYOを愛するグラフィティアーティスト

アンドレ・サレヴァ インタビュー(後編)

 
パリのコレットでもピックアップされ、さらにはパリと青山にあるクラブ“Le Baron de Paris”の創始者でもある世界的に有名なグラフィティアーティストのアンドレ・サレヴァが、先日開催された『G-Star RAW Nights』のキュレーターとして来日。
大盛況に終了したパーティ後、トウキョウを満喫している彼に、パリのナイトライフやこれからの新しいプロジェクトについてなどお話をうかがった。

文=金子英史

いい音楽とアイディアと親密な空間と、新しいプロジェクトと

──日本では大きなクラブが閉店してしまったりという状況ですが、現在のパリのナイトライフはどんな感じなのでしょうか?

パリのナイトライフは、けっこう盛り上がってきているんだ。とてもクレイジーで、面白いコトをやっているヒトたちがいっぱいいて、ニューヨークなんかよりもすごく活発だと思うね。
大きいクラブは、いまのヒトたちはあまり求めていないんだと思うよ。もう少し小さくて親密な空間で自分とのつながりというか、思い入れがもてるようなクラブを求めているんじゃないかな。
ドリンクで稼ごうとかそういう感じの商業的なお店よりも、もっとアートとかクリエイティブな──いい音楽がかかっていて、つくり手たちのアイディアがキチンと感じられる、すごく刺激を受けるような場所をたぶん求めているよね。そういうものが、いまのパリにはいっぱいある感じだよ。

──グラフィティの「Mr. A」はあなたの代表作ですが、彼はどのようなインスピレーションから生まれたのでしょうか?

ある日寝て起きたら、思いついたんだよ(笑)。
かなり前の話だけれどね。

『G-Star Tokyo RAW Nights』

──グラフィティ自体は、いつぐらいからはじめたのでしょうか?

80年代半ばくらいから。

──そのころはどんなものを描かれていたのですか?

自分の名前が中心だね。

──パリでは、ル・バロンに次いでホテル『アムール(Amour)』もプロデュースしていましたが、なぜホテルだったのでしょうか?

じつは、寝るところがほしかったからなんだ(笑)。
お酒が飲めて遊ぶところがなかったからクラブ、寝るところがなかったからホテル。そんな感じでつくっているんだよ。

──数々のプロジェクトを成功させていますが、成功の秘訣はなんでしょうか?

それは、わからないな。
でも、とにかくいろいろなヒトたちとコラボレーションをして、お互い刺激をしあって、“なにかモノをつくる”というコトがすごく好きなんだよ。そういうコトに興味があるので、とりあえずやっているという感じだね。

『G-Star Tokyo RAW Nights』

──次なるプロジェクトは、どのようなことを考えていますか?

いまは、サントロペ(フランス)にもホテルをプロデュースしているところ。あとは──、ヒミツ(笑)。

──東京のファンへひとことお願いします

世界で一番あなたたちが好きだよ!

(おわり)


『G-Star Tokyo RAW Nights』とは
2008年、デニムのスペシャリスト『G-STAR RAW』は、世界の大都市で、各ジャンルで活躍するアーティストがホストとなる、定期的なクラブ・イベント「RAW Nights」をスタート。
青山のラウンジ“Le Baron de Paris”にて昨年7回にわたりこのイベントは開催され、写真家のHiromix、伝説的バンドDuran Duran、ファッション・ディレクターの祐真朋樹、インダストリアルデザイナーのマーク・ニューソン、俳優の浅野忠信、そのほかのアーティストをキュレーターに迎えている。
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